企業選びのポイント
実際に転職するときには、企業規模にこだわらずに、自分の転職目的・キャリアプランを実現できる企業を選ぶことが大切です。以下では、自分に合った企業を選ぶためにできる二つのことを紹介します。
■自分が仕事に求めることを明確にする
転職したいと思うようになったら、できるだけ早い段階で、自分が転職で実現したいことを明確にしましょう。ミスマッチを予防するためにも、以下のようにできるだけ具体的に言語化することが大切です。
- エンジニア経験を生かしてプロジェクトマネージャーにキャリアアップしたい
- 無形商材の営業経験を生かしてIT営業への異業種転職を実現したい
単純な転職目的や実現したいことだけでなく、将来のキャリアプランも明確にしておくとなおよいでしょう。マネジメント経験を積んでITコンサルタントを目指したいなど、5年後・10年後に実現したいことを思い描くと、より自分に合った企業がどのようなものかを判断しやすくなります。
■気になる企業をリサーチする
気になる企業を見つけたら、自分の転職目的を実現できる企業であるかを見極めましょう。コーポレートサイトや求人情報、口コミなどをチェックして、経営方針・ビジョン・事業内容・社風などをチェックします。
事前のリサーチが不十分だと、入社後に想定と違うことが発覚し、ミスマッチに悩む結果につながりかねません。その企業に入社することで、自分のキャリアプランを実現できそうかを考えるとよいでしょう。
大企業の定義を理解し自分に合う企業を見つけよう
大企業という言葉には明確な定義が存在せず、調査や統計によって定義が異なるケースがあります。大企業は、働きやすい環境が整っていて賃金水準も高い傾向があるものの、具体的な労働環境は企業によって異なるため注意が必要です。
転職を検討しているのであれば、企業規模にこだわるよりも、自分がやりたいと思っていることができるか、キャリアプランを実現できるかを意識するとよいでしょう。
中堅企業・中小企業にも魅力的な企業は多数存在するため、幅広く探してみることをおすすめします。自分に合った企業に転職できれば、より意欲的に働いてキャリアプランの実現を目指せます。
構成/編集部