スマホやPC一つあれば、いつでもどこでも多彩な動画コンテンツを楽しめるYouTube。何気なく見始めたら、興味深い関連動画が次々と表示されて止まらなくなり、気付けば数時間が経過していた…という経験、あなたにもあるのではないだろうか。
そんな、私たちの生活に身近なYouTubeをはじめとした無料動画サービスだが、実際のところ、どれくらいの人が利用しているのだろうか?また、YouTubeを投稿している人の割合とは。
NTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所はこのほど、全国の15~79歳男女6440名を対象に「動画とYouTube利用」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
1. YouTube認知率96.8%、若年層は約8割が利用
無料動画サービスの認知率はYouTubeが96.8%と広く知れ渡っていることが明らかになった。ニコニコ動画、TVerは約8割、ABEMAは約7割の認知率があった。
利用率(月1回以上利用)についてはYouTubeが昨年の調査からほぼ横ばいの68%と、他の無料動画サービスよりも高かった。次いでTVerが昨年よりも約5ポイント増の25.1%、ABEMAが昨年よりも微減の10.6%となった(図1)。
図1. 無料動画サービス認知率・利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=6305]
またYouTubeの年代別の利用率を調査した。10~30代で約8割、40~50代で約7割、60代で約6割、70代で約5割がYouTubeを利用していた。全体では68%だが、若年層ほど多くYouTubeを利用していることが明らかになった(図2)。
図2. 年代別YouTube利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=6305]