今では“ありえない”“不適切だ”と思う、昭和・平成時代ならではのエピソード
自身が経験した(自分が行ったり、他の人が行っているのを見たりした)、“今ではありえない”“今では不適切だ”と思う、昭和・平成時代ならではのエピソードについて聞いた。
≪学校生活に関するエピソード≫では「廊下に立たされる」「クラスの住所録が配られていた」「スポーツ時の水飲み禁止」「先生からよく叩かれた」「炎天下でもクラブ活動があった」「給食は完食しないといけなかった」「宿題を忘れると床に正座させられた」、≪恋愛に関するエピソード≫では「アッシーとメッシーがいた」「駅の伝言板でやり取りしていた」「携帯電話などなく、家の電話を使うしかないため、家族に聞かれないように小声で話していた」「スマホなどがないため待ち合わせでなかなか会えなかった」「家の固定電話で連絡を取り合っていた」「好きな人と交換日記をしていた」「連絡手段がなく、すれ違いで終わることが多かった」「電話をかけると家族が出て、取り次いでもらえなかった」といった回答があった。
また、≪アルバイト・就職・仕事に関するエピソード≫では「オフィスのデスクで喫煙していた」「お茶汲みと掃除は女性の仕事という風潮が強かった」「会社でタクシー乗り放題だった」「簡単に就職が決まった」「アルバイトの時給が安かった(400円、500円など)」「就職先に親の挨拶が必要だった」「初任給が8万円だった」、≪お金・バブル景気に関するエピソード≫では「毎日タクシーで帰宅していた」「“土地は値下がりしない”が常識化していた」「1万円札を見せてタクシーを止めていた」「ゴルフ会員権を買う人が続出した」「ブランド品を買いあさっていた」「ディスコブームだった」「会社の経費が使い放題だった」「使い切れないほどの収入があった」「預金の金利が高かった」といった回答があった。
これから叶えたい夢や目標、1位「旅行をする」2位「健康に過ごす・健康になる」
最後に、これからやりたいこと(叶えたい夢や目標)を聞いたところ、「旅行をする(日本一周・世界一周除く)」がダントツとなった。家族やパートナー、友人などと一緒に旅行を満喫することや、新たな体験をするための旅行をすることを、セカンドライフで実践したいと考えている人が多いのではないだろうか。以降、2位「健康に過ごす・健康になる」、3位「働く・現役でいる」4位「お金持ちになる・資産形成をする」、5位「趣味を楽しむ」が続いた。
男女別にみると、男性・女性とも1位は「旅行をする(日本一周・世界一周除く)」、2位は「健康に過ごす・健康になる」となり、男性では「日本一周・世界一周をする」が3位、「お金持ちになる・資産形成をする」が4位、「趣味を楽しむ」が5位、女性では「働く・現役でいる」が3位、「語学を習得する」「趣味を楽しむ」「孫と交流する・孫の顔を見る」が同数で4位となった。
<調査概要>
調査タイトル :2024年の還暦人(かんれきびと)に関する調査
調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
1964年生まれの男女
調査期間 :2024年3月18日~3月21日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :2,000サンプル ※有効回答から抽出
(有効回答から性別区分が均等になるように抽出)
調査協力会社 :ネットエイジア株式会社
出典:PGF生命調べ
構成/こじへい