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世界16台限定!ベントレーが最後のW12エンジン搭載モデル「バトゥール コンバーチブル」を発表

2024.05.17

ベントレーモーターズは、3番目のコーチビルトモデルとなるバトゥール コンバーチブルを発表した。ベントレーの社内オーダーメイド部門であり、世界で最も長い歴史を持つコーチビルダーであるマリナーによって製作されたこのバトゥール コンバーチブルは、手作業で精巧に製作されたバカラル バルケッタとバトゥール クーペに続くモデルとなる。

このバトゥール コンバーチブルは、クーペモデルに導入された革新的なデザインのDNAをさらに進化させ、最終的にはベントレーの将来モデルのデザイン指針となる。さらにバトゥール コンバーチブルには、ベントレーを象徴するW12エンジンの最もパワフルなバージョンを搭載。最高出力750PSを絞り出す手作業で組み立てられた6.0リッターツインターボエンジンは、過去20年間のベントレーの成功を支えてきた。このエンジンは今年の夏に生産を終了し、バトゥール コンバーチブルは、この驚異的なパワートレインを使用する最後のベントレーの1台となる。

2シーターのグランドツーリング

ベントレーには、1919年の初代から1920年代の創業期、そして最新のバカラルに至るまで、オープンコックピットカーの長い歴史がある。バトゥール コンバーチブルのアーキテクチャーにより、マリナーのデザイナーはバカラルとバトゥールのデザインを融合させるだけでなく、コンバーチブルの使い勝手を含めたテーマを生み出すことができた。デザイナーはまた、バカラルのデザインから着想を得た「ラップアラウンド」コックピットを採用することで、2シーターというキャラクターを強調することに成功している。

シート後方のドラマチックな「エアブリッジ」と後部のテーパードカウルは、かつてのバルケッタスポーツカーを彷彿とさせる一方、心地よい繭の中にいるような環境の中で、ドライバーを中心としたダイナミックなドライビングを約束。エアブリッジとテーパードカウルは、美観を追求するだけでなく、2つのフロントシートの後ろに半密閉式のラゲッジコンパートメントを備えている。

さらにコンバーチブルルーフは、ハードトップルーフに代わるモダンで触覚的な美しさをもたらす。このルーフは断熱材、シーリングシステムの改良、音響処理の組み合わせにより、わずか19秒で展開または収納できるシステムで、快適な環境をつくり出す。

パーソナルでユニークなデザイン

マリナー部門のデザインチームは、特別に作成されたマリナー ビジュアライザーを通じて、クルマのあらゆる部分の色や表面仕上げをカスタマイズすることができ、すべてのバトゥール コンバーチブルをオーナーと一緒に創り上げる手伝いをする。ユニークな素材のサンプルは無数に用意され、その選択のプロセスに質感をもたらす。それはある意味、オーナーのイマジネーションの数が、マリナーが製作できるバリエーションの限界となる。

バトゥール コンバーチブルは、ほぼすべての表面の色と仕上げを指定でき、オーナーと同じくらい個性的な車を作ることができる。エクステリアのフォルムの向こう側には、将来のオーナーが選択できるほとんど無数ともいえる選択肢がある。

ペイントの選択肢は、マリナーのフルカラーパレットから始まり、完全オーダーメイドのペイント、さらにはハンドペイントのグラフィックまで無限。そして、エクステリアのブライトウェアは、明るさ暗さ、サテン、グロス、あるいはチタンを自由に組み合わせることができる。また、フロントグリルのコントラストカラーを段階的に変化させ、鮮やかなオンブレ効果を表現する繊細なオプションも用意されている。

そしてバトゥール・コンバーチブルは、キャビンやエクステリアの他の部分と調和するように、独自のエアブリッジ、トノカバー、ルーフの素材を指定できるなど、パーソナライズできる範囲をさらに広げている。

キャビンでは、3Dプリンターによって製作されるローズゴールド製の非常に高級なオプションが、スタート/ストップボタンを囲むように配置され、また、シャシーモードの変更に使用されるベントレーのドライブモードセレクターなど、ドライバーの触れる部分にも採用されている。キャビンの中心となるこのダイヤルは、フロントグリルのデザインを引き立てている。このローズゴールド製の装飾は、ダッシュボードのベントレーのアイコンであるオーガンストップベントコントロールや、ステアリングホイールのインサートマーカーにも使用されている。

ベントレーマリナーでは、何世紀にもわたってジュエリーが作られてきた英国バーミンガムの歴史的な街に拠点を置く熟練の金細工職人とコラボレーションし、ユニークなパーツを製作した。この特別なコラボレーションは、新しい高度な製造技術と伝統的な素材や仕上げ技術を融合させるベントレーらしさを際立たせている。

W12エンジンを搭載した最後のベントレー

バトゥール コンバーチブルは、英国クルーにあるカーボンニュートラルなベントレーの工場にあるマリナーの工房で、1台1台が数か月かけて手作業で製作される。生産台数は世界でわずか16台で、ベントレーのアイコンであるW12エンジンを搭載した最後のベントレーとなる。

クーペと共有するこのW12パワートレインでは、吸気システムの改良、ターボチャージャーのアップグレード、新しいインタークーラーなどを含む大規模な再調整により、最高出力750ps、最大トルク1,000Nmを実現し、このグランドツアラーに卓越したパフォーマンスを提供する。

このエンジンは、20年以上にわたるそのエンジン開発の集大成となるもので、その間、燃費が25%向上する一方で、出力は40%近く向上した。さらにW12エンジンはベントレーの8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされ、スポーツエグゾーストがパフォーマンスの高さにふさわしいサウンドトラックを奏でる。そのエグゾーストシステム本体はチタン製で、フィニッシャーもチタンで3Dプリントにより製造される。

バトゥール・コンバーチブル0号車

開発車であるバトゥール・コンバーチブル0号車は、顧客仕様と同じレベルの細部へのこだわりを持っている。外装の塗装は、モダンな表面全体に鮮やかな色彩を提供する特注色、バーミリオンサテン・デュオトーンにバーミリオングロス。ボディワークは、ハイグロスカーボンファイバー製のフロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーによって強調されている。

フロントには、グロスダークチタニウムで仕上げられたメインマトリックスと、中央のベルーガから鮮やかなバーミリオングロスのサイドへと流れる水平のオンブレパターンのコントラスト・シェブロンがアクセントを添える、芸術的なグリルを採用。ボンネットのエンドレスラインはグロス・ダークチタニウム塗装で仕上げられ、22インチ・ホイールはスポークがグロスブラックチタニウムとサテンブラックチタニウムで、バーミリオングロスのアクセントが施されている。

関連情報
https://www.bentleymotors.jp/

構成/土屋嘉久

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