2. スマホでインターネット検索ができないと困る:利用者の9割超
次に、スマホでインターネット検索を行っている人を対象に、その人にとってのインターネット検索機能の重要度を調査した。その結果、全体の9割を超える人が「ないと困る」「まあないと困る」と回答した。男女とも10代~60代の9割を超える人が「ないと困る」「まあないと困る」と回答しており、「ないと困る」と回答した割合は各年代で女性のほうが高かった。女性のほうがスマホでインターネット検索ができることを重要だと感じていることが明らかになった。
図2. スマホのインターネット検索機能の重要度(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホでのインターネット検索利用者・n=5533]
3. 情報検索・調べものに最も利用する機器はスマホ:全体の約7割
さらに、スマホ、パソコン、タブレットのうち、情報検索や調べものに最も利用する機器は何であるかを調査した。その結果、全体の約7割の人がスマホを最も利用しており、パソコンを最も利用する割合は約3割となった。女性のほうがスマホを利用する割合が高く、10代~30代の女性の9割を超える人がスマホを最も利用すると回答した。
男女とも年齢が上がるにつれてパソコンと回答する割合が高く、男性60代~70代と女性70代ではスマホよりもパソコンを利用する割合が高いことが明らかとなった。
図3. 情報検索・調べものに最も利用する機器(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・情報検索実施者・n=5692]
<調査概要 ―「2024年 スマホ利用者行動調査」―>
調査方法:Web
調査対象:全国・15~79歳男女
有効回答数:5,719
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期:2024年2月
構成/こじへい