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42mmトランスデューサーにDuo-Folテクノロジー振動板を採用したゼンハイザーの密閉型有線ヘッドホン「HD 620S」

2024.05.16

Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドの密閉型有線ヘッドホン「HD 620S」を2024年6月6日より発売する。価格はオープン価格で、税込の予想実勢価格は約6万3250円。

その主な特徴は以下のとおり。

ナチュラルで広大な上質サウンドに包まれる

アイルランドのファクトリーで製造するリファレンスレベルの高品質なゼンハイザーの42mmトランスデューサー、そしてその根幹となる部分である振動板にはHD 660S2と同様のラミネート加工を施したDuo-Folテクノロジーの振動板を採用。

これらの要素により、全帯域で歪みを最小限に抑え高解像度のサウンドを実現した。

臨場感溢れるボーカル、重厚でありながらバランスの取れた低域、密閉型とは思えないほど広大な空間でナチュラルなサウンドを再現。リスナーを周囲のノイズを遮断しながら優れたサウンドで包み込んでくれるはずだ。

■HD 660S2の技術で柔軟性のある振動板

HD 660S2の技術を活用し振動板には柔軟性をもたらすことによりクリーンで豊かな低域を創出。またボイスコイルには銅線のコイルの半分の重量である超軽量のアルミコイルを採用することにより、繊細な高域の描写力の基盤を築いている。

密閉型であっても淀みのない高域の再現に妥協はない。

■そぎ落として最適化するインパルスレスポンス

通常、ゼンハイザーのヘッドホンは振動板周辺の後ろにダンピング用の素材を配置することが多いが、HD620Sに関してはその素材をあしらうことなく仕上げた唯一のヘッドホンと言える。

これによりトランスデューサーの動きにさらなる自由とスピードを与え、インパルスレスポンスやサウンドのニュアンスにおける描写力を創出している。

さらにドライバーの背面のバックプレートにアコースティックフォームを配置することにより、音の反射を吸収して密閉型で失われがちな音の純度を生み出している。

■純度の高いサウンドを伝えるバッフル

トランスデューサーの前方に位置するバッフルは透明でオープンなものを採用。ドライバーと耳の間の隔たりを最小限にすることでピュアなサウンドを最大限にダイレクトに届けることが可能になった。

これにより本来の音をそのまましっかりと伝えることができ流ほか、振動板の一貫した高いパフォーマンスを支えている。

■ホールを施したアコースティックフォームのイヤパッド

イヤパッドには細かいホールを施したアコースティックフォームを採用。しなやかな仕上がりを実感できる。さらにこのイヤパッドは、フロントボリュームでの音の内部反射を吸収して、開放型のような性質をもたらすという。

またトランスデューサーを角度を付けて配置することで、まとまりがあり、パノラマのようなサウンド空間も演出する。

■グラフが物語る密閉型のナチュラルなサウンド

下記のグラフはHD 620SとHD 600の周波数帯域を比較したものだ(ホワイトがHD 620S、グレーがHD600)。様々なこだわりと技術を搭載したHD 620Sは周波数グラフにも表れている。

全体としてはニュートラルで原音再生として高い支持を得るHD 600に近い周波数グラフとなっている。

一方で最も大きな違いの一つは100Hz以下の低域に見ることができる。HD 600は現代のユーザーからは比較的低域のレスポンスを指摘されるフィードバックがあるが、HD 620Sは密閉型ヘッドホンであるため、この部分は大幅に向上している。

そして最も特筆すべきは4000Hz以上の帯域だ。多くの密閉型ヘッドホンは繊細な高域が描けない、または偏った周波数帯域になることが多いが、HD 600と同様にHD 620Sは圧倒的に滑らかな高域を実現。

繊細な高域部分を描き、耳に刺さりにくくい仕上がりになっていることがわかる。

「HD 620S」の主な仕様

本体重量/約326g(ケーブル除く)
型式/ダイナミック・密閉型
ケーブル長/180cm
プラグ形状/3.5mmステレオミニプラグ(アンバランス)
インピーダンス/150 Ω
周波数特性/6Hz~30kHz
感度/105 dB (1 kHz / 1 Vrms)
THD/ <0.05% (1 kHz / 90 dB SPL)
付属品/6.3mm変換アダプター

関連情報
https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/

構成/清水眞希

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