夢のあるスポーツ選手や堅実な会社員など、子どもがなりたいと思い描く将来の夢は、世相を反映している情報でもある。では現在、小中学生が将来就きたいと思っている職業はどのようなものなのだろうか。
アデコは、日本全国の小中学生1,800人を対象に、「将来就きたい職業」に関する調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
小中学生が選ぶ将来就きたい職業、「エンジニア・プログラマー」が調査開始以来、初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に
全国の中学生1,800人(男子900人・女子900人)に対し、「あなたは、大人になったらどのような職業に就きたいですか」と質問したところ、男子の1位は「サッカー選手」(7.5%)、女子の1位は「パティシエ(お菓子職人)」(14.1%)であった。
「サッカー選手」は、2023年に続き、2年連続で小中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に選ばれている。
「パティシエ(お菓子職人)」は、5年連続で小中学生女子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位となった。
2014年に発表した第1回調査の結果でも男子の1位が「サッカー選手」、女子の1位が「パティシエ」となっており、どちらとも常に子どもに人気がある職業なことが伺える。
今回の調査では、「エンジニア・プログラマー」が、調査開始以来、初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位になった。
「エンジニア・プログラマー」は、小中学生男子全体でも、「サッカー選手」に次いで「将来就きたい職業」の2位となっている。
■中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」ランキング トップ10
調査概要
調査対象:日本全国の⼩中学⽣の男⼥1,800人(各学年男女100人ずつ)
調査方法:インターネット調査
実施期間:2024年3月15日~18日
実施会社:株式会社ネオマーケティング
関連情報
https://www.adeccogroup.jp/
構成/Ara