日立が甘みを引き出しながら粒立ちを維持する「圧騰甘み炊き」を採用したIHジャー炊飯器「ふっくら御膳 RZ-V100HM」を発売

2024.05.10

日立グローバルライフソリューションズは、IHジャー炊飯器の新製品として、｢ふっくら御膳 RZ-V100HM」を2024年6月上旬に発売する。価格はオープン。市場想定価格は60,000円前後。カラーはフロストブラックとフロストホワイトの2色を用意する。

炊飯中に蒸気がほとんどでない「蒸気カット」も採用！

｢ふっくら御膳 RZ-V100HM｣は、京都の老舗米屋である八代目儀兵衛監修のもと、ごはんの甘みを引き出し、粒立ちよく炊き上げる日立独自の炊飯方式｢圧騰(あっとう)甘み炊き｣を搭載したモデル。

｢圧騰甘み炊き｣では、ごはんの甘みを引き出すために、じっくりと浸してお米の芯までしっかり吸水させ、さらに、最高1.3気圧まで圧力を上げることで、大火力の加熱と高温蒸らしを実現。これにより、米老舗が認める、じわっと広がる甘みと土鍋釜の炊き上がりのような粒立ちのおいしいごはんを炊き上げることができる。

また、炊飯時の外に出る蒸気をカットする｢蒸気カット｣も採用。炊飯時に発生する蒸気を本体にためておき、蒸らし時の高温スチームとして使用しているため、炊飯中の蒸気がほとんど出ることがなく、スライド式の棚のなかにも置くことができる。

さらに、使いやすさやお手入れのしやすさも考慮しており、内釜には、カーボンフッ素加工を採用し、そのまま洗米することが可能。洗浄部品は内釜、ふた加熱板、オートスチーマープレートの3点のみで、ふた加熱板とオートスチーマープレートは食器洗い乾燥機に対応している。

このほか、｢快速｣コースで少量設定ができるようになったのも、嬉しいポイント。2合を約26分で炊飯するので、時間のないときなどにも便利に活用できる。

主な仕様は、炊飯容量が0.09～1.0L（0.5～5.5合）、圧力が最高1.3気圧。外形寸法は幅24.8×奥行30.2×高さ23.4mm、質量は約6kg。コンパクトしゃもじ（自立式）と計量カップが付属する。

構成／立原尚子