今のスマートグラスの主流は、かけると目の前に巨大なディスプレイが現われる、ウエアラブルディスプレイとも呼ばれる製品群。高精細かつ6DoFやハンドトラッキングにも対応するなど、よりリッチなAR体験ができる新製品も登場してきている。
最大330インチの大画面が楽しめる
XREAL『XREAL Air 2』
5万4980円
ソニー製の0.55インチマイクロOLEDディスプレイを搭載し、4m先に130インチの画面を表示可能。別売りの『XREAL Beam』との組み合わせで、最大330インチの大画面が楽しめる。USB-C映像出力ができるデバイスで利用できる。
[SPEC]
ディスプレイ/マイクロOLED、解像度/1920×1080(片目)、リフレッシュレート/120Hz、明るさ/500ニト、視野角/46度、DoF/3DoF、重量/約72g
明るい場所でも映像を見やすくする、着脱式の専用レンズカバーが付属。
テンプルの上下にスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを実現。
付属のアダプターに度付きレンズを入れれば、視力調整も可能となっている。
調光機能を備えた上位モデル
XREAL『XREAL Air 2 Pro』
6万1980円
『XREAL Air 2』に、ボタン操作でグラスの透過率を3段階に切り替えられる、「エレクトロクロミック調光」機能を追加した上位モデル。周囲の照明などに合わせて、ワンタッチで見やすい暗さに調節できる。
[SPEC]
ディスプレイ/マイクロOLED、解像度/1920×1080(片目)、リフレッシュレート/120Hz、明るさ/500ニト、視野角/46度、DoF/3DoF、重さ/約75g
『XREAL Air 2 Ultra』は、現実の視界の中に3Dのオブジェクトを表示し、ハンドジェスチャー(人差し指と親指でokマークを作ってタップ)で操作。
リアルなAR体験を実現。6DoF対応の進化版
XREAL『XREAL Air 2 Ultra』
9万9800円
6DoFに加えてハンドジェスチャーにも対応するセンサーを搭載しながら、チタニウムフレームで軽量化を実現。ディスプレイにとどまらない、立体的でよりリアルなAR体験ができる。開発者向けモデルなので、対応するスマホは限定的だ。
[SPEC]
ディスプレイ/マイクロOLED、解像度/1920×1080(片目)、リフレッシュレート/120Hz、明るさ/500ニト、視野角/52度、DoF/6DoF、重量/約80g
XREALでは、ARグラスを使用した音楽ライブを開催するなど、特性を生かした体験を提供することでユーザーを増やしている。