警察庁の調査では、ロマンス・SNS型投資詐欺について、昨年の被害総額が約455.2億円となり、特殊詐欺の約441.2億円を上回ったことが明らかになった。
「CoupLink(カップリンク)」等を運営するリンクバルは、2024年3月の警察庁によるSNS型投資・ロマンス詐欺被害の調査を受けて、「マッチングアプリ詐欺に関する調査」を実施した。
マッチングアプリに潜む業者を見分けるポイント1位は「メッセージのやり取り」
過去に業者に遭遇したことのあるマッチングアプリユーザー(CoupLink以外のマッチングアプリ使用者も含める)に対して、「業者だと気づいた部分」について伺ったところ、1位「メッセージのやり取り(38.3%)」、2位「プロフィール文・項目(38.1%)」、3位「写真(21.7%)」という結果に。
急に日本語がカタコトになる等の「変な日本語を使用する」、急に話題を変更してくる等の「会話中に話がかみ合わない」ことを挙げるユーザーが多い傾向にあった。
これ以外にも「他のメッセージアプリに誘導してくる」「メッセージアプリのIDをプロフィールに記載している」「プロフィールのスペックが高すぎる」等の特徴もあるようだ。
また、他には「すぐに会おうとしてくる」「住んでいる地域が違うのにいいねを送ってくる」等の特徴も見られた。
安心して利用できるマッチングアプリの条件TOP3は、「本人確認機能がある」「個人情報の管理がしっかりしている」「監視体制がしっかりしている」
マッチングアプリユーザーに「安心して利用できるマッチングアプリの条件」を聞いたところ、1位「本人確認機能がある(21.9%)」、2位「個人情報の管理がしっかりしている(20.2%)」、3位「監視体制がしっかりしている(18.2%)」という結果に。
マッチングアプリユーザーの多くが、本人確認・個人情報の管理の徹底を条件に挙げており、近年の業者増加や個人情報の流出に警戒心を抱いているようだ。
調査概要
調査名称:マッチングアプリ詐欺に関する調査
調査方法:webアンケート調査
調査対象:「CoupLink(カップリンク)」会員の男女2,544名(男性1,662名/女性882名)
調査期間:2024年3月15日~3月21日
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がある。
※「マッチングアプリ詐欺に関する調査 CoupLink調べ」
関連情報
https://couplink.jp/certifications/romance_scam
構成/Ara