ベンキュージャパンは、プロ向けゲーミング製品を展開する「ZOWIE」ブランドの「XL-Xシリーズ」から、e-Sports向けゲーミングモニターのフラグシップモデル「XL2586X」を2024年5月8日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は187,000円前後。
BenQ独自技術のDyAc 2にも対応!
「XL2586X」は、フルHD解像度の24.1型ノングレアTNパネルを採用したゲーミングモニター。最大リフレッシュレート540Hzに対応し、動きのブレや遅延を最小限に抑え、これまで以上に滑らかな映像表示を実現。これにより、ゲームプレイ中に敵の動きを細部までくっきりととらえることが可能になる。
また、デュアルバックライト設計により残像感を最小限に抑える、BenQ独自技術のDyAc 2にも対応。バックライトの点灯・点滅のタイミングを制御することで、映像の揺れを軽減し、ストレスフリーでゲームプレイを楽しむことができる。
暗いシーンでの視認性を高めるBlack eQualizer機能、ゲームに合わせて明暗・色彩設定が可能なColor Vibrance機能など、ゲームのジャンルに合わせてプレイ環境を最適化する各種機能も備える。
さらに、パネルにカラーフィルムを貼り付けることにより、従来のパネルより35%広いDCI-P3 95%の色域カバー率を実現。TNパネル特有の白みを帯びた色味が改善され、よりビビッドな色表示が可能となった。
加えて、より滑らかで柔軟な高さ調整を実現するためにベアリングを採用。FPSのように一瞬の操作が勝敗を分けるゲームにおいても、柔軟な調整を可能にすることで、プレイヤーをサポートできるように設計されている。
そのほかの機能として、BenQ独自のソフトウェアをダウンロードすることで、XLシリーズで設定したゲームモードをプロファイルとして送信、共有可能なXL Setting to Shareを搭載しており、ほかのプレイヤーのゲームモード設定を簡単にシェアすることが可能。プレイするゲームに合わせて自動的に画面モードを変更する機能としてAuto Game Modeにも対応している。
主な仕様は、サイズが24.1インチ、パネルがTN、バックライトがLED、解像度がフルHD(1,920×1,080)、表示色が約1,677万色、色域がDCI-P3 95%、アスペクト比が16:9、コントラスト比が1,000:1、輝度が320cd/m2、視野角が左右170°/上下160°、応答速度が0.5ms(GTG)。
本体サイズはW576.15×H350.56(HAS handle top)~517.3×D181.68mm、重量は約5.9kg。インターフェースはHDMI 2.1×3、DisplayPort 1.4、ヘッドフォン出力端子を装備する。
製品情報
https://zowie.benq.com/ja-jp/monitor/xl2586x.html
構成/立原尚子