「老後2000万円問題」が取り沙汰されて以来、「人生100年時代」と言われるほど長く続く人生を、いかに豊かに暮らしていくかが多くの人の関心事となっている。それゆえに昨今、株価高騰、新NISAの開始、大手企業のベースアップ満額回答など、人々のお金の使い方や資産形成に関連した話題が多くなっている。
こうした中、ブレイク・フィールド社が運営する暮らしとお金を考えるWebメディア「ファイナンシャルフィールド」は、20代~60代以上(79歳まで)の全国の男女851名を対象に「資産形成とお金に関する意識調査アンケート」を実施し、その結果を発表した。
日本での資産形成の関心度は低い?どちらかというと関心はない~まったく関心がないが3割以上
資産形成への関心について調査したところ、「すでに行っている」と回答したのは20.3%となった。反対に「どちらかというと関心はない」「まったく関心がない」の合計は35.7%に達した。
資産形成の重要性が叫ばれる昨今だが、まだまだ日本では関心が高くないことがわかる。
Q. あなたは「資産形成」に関心がありますか?
関心がある資産形成TOP3は「NISA・つみたてNISA」「預貯金」「株式投資」
資産形成を「すでに行っている」「すごく関心がある」「少し関心がある」人に、関心がある資産形成について調査したところ、トップが「NISA・つみたてNISA」(25.8%)、次いで「預貯金」(18.7%)、「株式投資」(17.7%)となった。
「預貯金」が上位にランクインしており、まだまだ資産形成に保守的な人が多いことがわかる。
Q.あなたはどんな「資産形成」に関心がありますか?