ようやく気温が上がり、初夏の気配がしてきて外飲みが楽しくなるタイミング。東京・銀座にアサヒビールの期間限定コンセプトショップが戻ってきた。
2024年4月25日にオープンした「SUPER DRY Immersive experience」は、〝「スーパードライ」の世界に没入する。〟をテーマにした日本初のビールの没入型コンセプトショップだ。
最高の1杯を楽しむためのコンテンツを用意したショップの内容とその狙いについて、取材した。
エンターテインメント性と世界観を同時に体験できるコンセプトショップ
9月30日までの期間限定で、銀座中央通りに面した「SUPER DRY Immersive experience」は、地上2階、地下1階の構成だ。
■自分でビールを注ぐマイスター体験ができる1階フロア
1階では、スーパードライの世界観を演出したシルバーの店内で樽生ビールのプロ タップエリートが提供する樽生ビールと氷点下の「スーパードライ エクストラコールド」とドリンクを提供。
また、自分でエクストラコールドを注ぐマイスター体験もでき、撮影用バックパネルも用意している。
■地下1階にはONE OK ROCKの世界観が広がる
地下1階は人気ロックバンド・ONE OK ROCKとタイアップし、数量限定のオリジナルグッズも販売している。
とはいえ、ONE OK ROCKとのグッズはオープン後即日完売となってしまい、販売は一旦停止中。再入荷日は未定だ。
ONE OK ROCKとのコラボは5月いっぱいとのこと。その後はSpotifyとのコラボを予定。ただビールを味わうだけに留まらない、レアな体験の提供が予定されている。
地下1階の壁面にはONE OK ROCKのメンバーをあしらったウォールアートに加え、映像も流れている。
全国でも販売しているが、早くも品薄で入手困難になっている「スーパードライ スマート缶」(240円)も販売
■2階で提供される〝イマーシブな体験〟とは?
2階には、アサヒビール茨城工場・吹田工場に併設の「ミュージアム」に導入されているライド型コースター「スーパードライ ゴーライド」を展開。
4Kの大画面スクリーンでスーパードライ缶のうえに自分が乗って製造ルートを流れる迫力を五感で体験できる仕掛けだ。
従来は地方にあるビール工場でしか体験できないビールの製造工程を見てもらい、気分が盛り上がったところで下の階に降りると最高のビールが味わえるという流れを想定している。
工場でビールを注入、蓋をされて出荷していくスーパードライの缶の気分を疑似体験できる
建物の入場料は、700円。これにはゴーライド体験+ビール1杯+ペペロンチーノポップコーンが含まれる。