01Diverseは、多くの有力ブランドにドライバーやチューニングソリューションを提供しているTIMSOKの有線イヤホン「TS-316」の先行販売プロジェクトを、クラウドファンディングGREENFUNDINGで展開中だ。
期間は5月 23日(木) 23:59まで。一般発売予定価格は7万6500円だが、4月27日時点で6万5025円から購入できる。製品は2024年6月初旬より順次発送予定。その主な特徴は以下のとおり。
業界初のブルーフィルム振動膜を採用
TS-316のドライバーには、業界初のブルーフィルム振動膜が採用されている。
見た目が青色になっているのは、塗装や特殊な素材を使っているわけではなく、数十層にフィルムを積層した際に色の透過が変わった結果によりものだという。
この積層作業を行なうことで、硬度のある振動膜に仕上がり、発売元では「音の振動が非常に細かく、幅広い音を奏でることが可能です」と説明している。
■独自開発のドライバーユニット
TS-316のドライバーユニットは、量産型の製造ユニットとは異なり、専用の製造ユニットで生産されている。振動膜の成形では1つ1つ最新のCNC加工技術を採用しており、職人によって時間をかけ精密に削り出されて仕上げられる。
ボイスコイルと振動膜の取り付けにも専用の機械を導入しており、わずかなズレも許容されない。このように専用設備にて製造されたドライバーユニットにより、音の一貫性と安定した品質を確保しているのだ。
■オリジナリティを持たせたサウンド
TS-316のサウンドは、独自開発したダイナミックドライバーの得意とする部分をより良く引き出すためのチューニングとなっている。
同社では「レスポンス、音の分離感、全音域での情報量、TS-316としてのオリジナリティ、これらをすべて考慮して作り上げたサウンドは、今までにない音楽体験を実現しています」とコメントしている。
■ケーブルへのこだわり
耐久性と安定感、より高い質のサウンド体験を確保するために、柔らかく耐久性の高い単結晶銅線を196本を束ね、テフロンとPUシールドで二重構造に仕上げている。
また、着脱式の2PIN接続を採用しており、ぐらつきの防止と同時にリケーブルによるケーブル交換も可能だ。標準として4.4mmバランスコネクターとなっており、付属の変換アダプターで3.5mmシングルエンドへの変換にも対応しており、幅広い機器で使用できる。
■精巧なデザインのハウジング
重量感のあるシルバーメタルの鏡面仕上げのハウジングは、数々の耳型から最適な形状を見つけて癖のない快適な装着感を追求。素材には長時間にわたる劣化を抑えつつ、長く使用できる医療グレードのサージカルステンレスを採用している。
これは医療用のメスやハサミなどに使われるステンレスと同じグレードで、変色が少なく錆びにくいのが特徴だ。また、金属イオンをほとんど発生させないため、金属アレルギーの人も安心して使用できるという。
「TS-316」の主な製品仕様
関連情報
https://greenfunding.jp/carpediem/projects/8198
構成/清水眞希