慶洋エンジニアリングは、純正ミラーの上からバンドで固定する、後付けタイプのデジタルミラー「AN-DM001」の販売を開始した。市場想定価格は19,800円。
車のエンジンを始動すると約2秒で本体が起動するクイックスタート機能も搭載!
「AN-DM001」は、録画機能のないシンプルなデジタルバックミラー。取り付けも簡単で、純正ミラーにかぶせ、ゴムバンドで固定するタイプのため、車種を問わず容易に設置できるうえ、本体からの配線も、リアカメラとシガー電源につなぐだけでOK(※1)。さらに、車のエンジンを始動すると約2秒で本体が起動するクイックスタート機能も搭載する。
付属のリアカメラは200万画素と高画質なうえ、純正ミラーよりも広い最大水平画角100度を確保しているので、今まではサイドミラーでしか見ることのできなかった斜め後方の状況も確認することが可能。取付け後にカメラ部を手動で回転させ、調整稼働域(122.4度)内で前後方向の撮影画角を調整することもできるほか、画像補正技術WDRも搭載し、夜間や明暗差が大きな環境でも、白飛び、黒つぶれを抑えたクリアな映像を映すことが可能だ。
また、本体ミラー画面はタッチパネル式で、明るさ調整、詳細設定、画面拡大表示などの操作を簡単に行なうことが可能。画面拡大表示は標準、1.5倍、2倍の3段階から好みに合わせて選択できるほか、詳細設定ではミラーへ映す映像の「正像」「鏡像」設定も切り替えられる。なお、ミラー表面は鏡面仕上げになっているため、電源オフ時には通常のミラーとしても使用可能だ。
このほか、駐車サポートガイドライン機能も備えており、同製品とリバースギアを連動すると、バック駐車時のサポートとして、ギアをリバースに入れたタイミングで事前に設定した好みの表示画角に映像が切り替わり、その映像上にガイドラインを表示することが可能。
スモークガラス設定にも対応しており、車のリアガラスに色がついている場合でも、露出度を設定することでリアカメラの映像を調整し、より見やすく補正できる。
<主な仕様>
・ミラー本体
画面サイズ:9.3インチ
サイズ:約257(W)×72(H)×20(D)mm
質量:約310g
・リアカメラ
カメラセンサー:約200万画素CMOSセンサー
カメラ記録画角:水平100度/垂直53度/対角120度
カメラF値:2
録画サイズ:フルHD(1,920×1,080)
フレームレート:25fps
サイズ:約55(W)×42(H)×36(D)mm
質量:約30g
・同梱物
デジタルバックミラー本体、リアカメラ(ケーブル長0.5m)、シガー電源ケーブル(4.5m)、リアカメラケーブル(8.5m)、リアカメラ用両面テープ×1枚、本体固定ゴムバンド×1セット、取扱説明書(保証書付き)
※1 駐車サポートガイドライン機能を利用する場合は、別途、リバース連動線の接続が必要。
製品情報
https://www.keiyoeng.co.jp/product/an-dm001/
構成/立原尚子