BluetoothスピーカーにもULTボタン「ULT FIELD 7」
Bluetoothスピーカーの新製品「ULT FIELD 7」と「ULT FIELD 1」の2モデルにもULTボタンが搭載された。中型モデルの「ULT FIELD 7」には3段階のULTモードがあり、「ULT FIELD 1」にはULT ON/OFFボタンが搭載される。
「ULT FIELD 7」は中型と言っても重さ約6.3kgもあるヘビー級で、北米での屋外パーティーでガンガン鳴らすことも想定された大音量モデルだ。振動板の形状を円から四角にすることで約114×114mmと面積を増やし、さらに左右に低音専用のパッシブラジエータを加えている。高域は振動板の口径を約1.8倍に増やした直径約46mmの広帯域ツイーターが担当。ULT1でより低い周波数を増強、ULT2は1より高い周波数を増強するため耳で聞くと2の方が量感が感じられる。ULT OFFでもフラットバランスではなく、低音の量感が多い印象を受けた。連続再生時間は最大約30時間、10分の急速充電で3時間再生できる。コーデックはSBC、AAC、LDAC対応だ。
「ULT FIELD 7」はタテ置きにも対応した大型のボディ、外部入力端子も備えている
一体型ながら左右独立した2Way構成で単体でステレオ再生ができる
LEDライト搭載、音楽に合わせて点滅、専用アプリで発光パターンなどを変更できる
マルチに使えるコンパクトな「ULT FIELD 1」
「ULT FIELD 1」はスピーカーを小型としては同社初の2Way構成として、コンパクトなまま低音を増強、全帯域でクリアで歯切れのいい音を実現したという。理屈から考えてもフルレンジより2Wayの方がワイドレンジで、高域も低域もヌケが良くなるはずだ。専用アプリを使えば本機2台でステレオ再生ができる。連続再生時間は約12時間で、コーデックはSBC、AACに対応。
オフホワイト、フォレストグリーン、オレンジ、ブラックの4色のカラーがあり、ストラップが付属
写真・文/ゴン川野