昔から親しまれてきた定番商品から、季節限定の商品など様々なお菓子が店頭に並んでいるが、消費者はお菓子メーカーに対してどのような印象を持っているのだろうか。
マイボイスコムは、5回目となる『お菓子メーカーのイメージ』に関するインターネット調査を2024年3月1日~5日に実施したので、結果をお伝えしよう。
おいしい商品を提供していると思うお菓子メーカー1位は明治!『お菓子メーカーのイメージ』に関する調査
知っているお菓子メーカー上位3社は「カルビー」「江崎グリコ」「亀田製菓」で、各9割超となっている。過去調査と比べて、「おやつカンパニー」「ギンビス」「三幸製菓」に増加傾向が見られた。
地域別にみると、「岩塚製菓」は北海道・北陸、「三幸製菓」は北陸、「ギンビス」は関東・東北、「名糖産業」は中部で比率が高くなっている。
おいしい商品を提供していると思うお菓子メーカーは(複数回答)、「明治」「カルビー」「森永製菓」「亀田製菓」「江崎グリコ」が各50%台、「ロッテ」「湖池屋」「ブルボン」「不二家」が各40%台という結果に。「ブルボン」は、女性や北陸で高くなっていた。
信頼性・安心感があると思うお菓子メーカーは(複数回答)、「明治」「森永製菓」が各50%台、「カルビー」「江崎グリコ」「亀田製菓」が各5割弱で上位にあがっている。「岩塚製菓」は、北海道や北陸で高い傾向に。
商品開発力・企画力があると思うお菓子メーカーは(複数回答)、「明治」「カルビー」「森永製菓」が各3割強、「湖池屋」「ロッテ」「江崎グリコ」が各20%台。「特にない」が3割強となっている。
独自性があると思うお菓子メーカーは(複数回答)、「湖池屋」が24.4%、「おやつカンパニー」「カルビー」「亀田製菓」が2割前後、「特にない」は3割強となっていた。
親しみやすいと思うお菓子メーカーは(複数回答)、「カルビー」「明治」「森永製菓」「江崎グリコ」が各40%台、「亀田製菓」「ロッテ」「不二家」「湖池屋」などが各30%台。「ブルボン」は女性で比率が高く、男女差が大きくなっている。
市販のお菓子にまつわる思い出・エピソード(全2,461件)
・常においしさがあるポテトチップスでいろいろな種類があるので味の派閥によって会話ができるのでいいと思う。(男性29歳)
・子供の頃、スポーツ選手のカードが付いたお菓子を良く買っていました。カード集めが目的になってお菓子を食べなくて怒られた記憶があります。大人になっても買っています。(男性39歳)
・幼少期から長年膨らますことのできなかった風船ガムが今年になってコツをつかんで膨らませるようになった。(男性41歳)
・数十年前の子供のころに駄菓子屋の出張販売があった。自分の地区に回ってくるのが楽しみだった。(男性72歳)
・空きっ腹にスナック菓子を一気に食べ、渇いた喉を炭酸水で潤したあの10分間。(女性19歳)
・お互いの好きなチョコレート菓子を買ってきて、ホワイトデーの日に交換しようという話になり、当日交換すると、全く同じお菓子を買ってきたので気が合うなと実感し、程なくしてお付き合いを始めました。(女性29歳)
・東ハトのキャラメルコーンのピーナツが好きで、下の方に入っているのでよく袋の奥に手をつっこんでいます。(女性32歳)
・ハウスとんがりコーンをいまだに指にはめて食べてしまいます。(女性41歳)
・貧乏な幼少期でしたので、市販のお菓子を食した思い出は大人になってからでした。初めて食べたポテトチップスの味が、いまだに脳裏に残っています。(女性63歳)
調査概要
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年3月1日~3月5日
回答者数:9,349名
関連情報
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=30804
構成/Ara