気象庁は、5月・6月も全国的に気温が高くなり、例年より猛暑日が増えると予想している。また、2024年4月24日から開始された「熱中症特別警戒アラート」の運用や、「地球沸騰化」という言葉の2023年新語・流行語大賞へのノミネートなど、昨年以上に夏の厳しい暑さ対する警戒が全国的に強まっている。
こうした中でタイガー魔法瓶は、3歳~小学校高学年の子どもを持つ20歳~49歳までの男女550人を対象に「子どもの水分補給と水筒に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
夏場の子どもの外出における健康面の不安、全年代の保護者で「熱中症」が最多に
「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始され、一層熱中症への警戒が高まる今年の夏。実際に、夏場の子どもの外出時、健康面の不安として全年代で過半数が「熱中症」が気になると回答した。次いで熱中症に関連する「水分不足」と回答する人約半数近くなり、子どもの年齢に関わらず、暑さに対する不安が多いことがわかる。
熱中症対策として、保育園・幼稚園や学校での対応はどのようにしているのか質問すると、「水やお茶を入れた水筒を持参させている」人が58.7%と最多になった。
また、マイボトルやペットボトルで飲料を持参させるだけでなく、「こまめに水分補給の時間を設けさせている(学校に求めている)」「危険日の体育や部活動の中止を学校に求めている」「熱中症について学びの場を設けることを学校に求めている」など、学校側への適切な対応を求めている人も一定数見られる。