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年間100万円貯金するには?一人暮らしと4人家族が目標にすべき貯金額の目安

2024.05.12

年間で100万円を貯金するためには、毎月約83000円のペースで貯金しなければならない。一般的に考えると、年間100万円貯金できる人はすごい部類に入るだろう。貯金額を増やすには「収入を増やすこと」「支出を減らすこと」を同時に行うのが効果的だ。

こちらの記事では、一人暮らしと4人家族が年間100万円を貯金するための方法、月平均の貯金額の目安について解説する。

世帯別で考える「年間100万円貯金」の難易度

年間100万円の貯金を実現する難易度は、家族構成によって異なる。

まずは、独身・一人暮らし世帯と二人以上世帯の収入や支出のデータから、難易度を解説してみよう。

独身・一人暮らし世帯の年間100万円の貯金はすごい?

総務省統計局の調査によると、2023年における独身・一人暮らし世帯の実収入と実支出は以下のとおりだ(勤労者世帯)。

  • 実収入:357913円
  • 実支出:245643円

単純計算で毎月約11万円の余剰が生まれているため、年間100万円の貯金を達成するのは現実的なように見える。

しかし、若い人は一般的に収入が低い傾向にあるため、若い人にとって毎月10万円の貯金を行うのは現実的ではないだろう。実際に、国税庁の調査によると、年齢階層ごとの平均年収は以下のとおりだ。

  • 19歳以下:124万円
  • 20~24歳:273万円
  • 25~29歳:389万円
  • 30~34歳:425万円
  • 35~39歳:462万円
  • 40~44歳:491万円
  • 45~49歳:521万円
  • 50~54歳:537万円
  • 55~59歳:546万円

20代は毎月357913円もの実収入は見込みづらい。そのため、30歳以降でなければ年間100万円の貯金をするのは現実的ではないだろう。

二人以上世帯の年間100万円の貯金はすごい?

総務省統計局の調査によると、2023年における二人以上世帯の実収入と実支出は以下のとおりだ(勤労者世帯)。

  • 実収入:608182円
  • 実支出:293997円

実収入と実支出に約30万円の乖離があることから、月10万円程度の貯金は十分に可能だろう。近年は共働き世帯が増えていることから、家計に余裕がある世帯が多いと考えられる。

数字上では、単身世帯よりも二人以上世帯のほうが年間100万円の貯金をするのは容易といえる。ただし、専業主婦(夫)世帯や子どもが多い世帯は、家計に余裕が生まれにくい点に留意したい。

※出典:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)2024年(令和6年)2月分 (2024年4月5日公表)」

※出典:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」

※出典:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」

独身・一人暮らしの人が年間100万円貯金するポイント

独身・一人暮らしの人は、良くも悪くもお金の管理方法を自由に決められる。以下で、独身・一人暮らしの人が年間100万円を貯金するポイントを解説する。

■支出の見直しと予算管理を行う

一人暮らしの人が年間100万円貯金するためには、現在の支出を詳細に把握したうえで、必要に応じて見直すことが重要だ。必要な支出と不要な支出を見極めて、「収入-支出」で算出できる数字をできるだけ大きくしよう。

特に、光熱費や通信費、保険料などの固定を一度見直すと節約効果が持続する。割高な通信費を払っている場合は乗り換え、不要な保険やサブスクに契約している場合は解約を検討してみてほしい。

食費や交際費などの変動費も、工夫次第で削減の余地がある。惰性で参加している飲み会や会合があれば、参加を控えれば節約につながるだろう。本当に必要な支出かどうかを見極め、価値を感じられているか冷静に判断しよう。

■自動的に貯蓄する仕組みを作る

一人暮らしは、お金の管理をすべて自分で行う必要がある。自動的に貯蓄する仕組みを作ってしまえば、目標としている貯金額を自動的に達成できる。

例えば、財形貯蓄や銀行の自動振替預金などの活用が挙げられる。年間100万円を目標貯金額として定めた場合、毎月5万円・ボーナスから20万円を貯金額として設定すれば、自動的に100万円の貯金を達成できるはずだ。

最初の申し込みと設定だけ済ませてしまえば、あとは自分自身でやることはない。自分の意思とは関係なく強制的に貯金ができるため、定期的な貯蓄を習慣化したい方におすすめだ。

■副業で収入を増やす

一人暮らしは、比較的時間の自由がききやすいメリットがある。副業に挑戦して収入を増やすことも検討しよう。貯金を増やすためには「支出を減らす」以外にも「収入を増やす」ことが有効な手段となる。支出を減らしつつ収入を増やせば、貯金ペースが速まるだろう。

近年は、クラウドソーシングサービスや隙間バイトをはじめとした副業向けのプラットフォームが充実している。自分の趣味やスキルを活かせる副業があれば、隙間時間を有効活用しながら収入を得ることが可能だ。例えば、写真や絵が得意な人はデザイナーとして稼働し、ライティングが得意な人はWebライターとしてメディアに記事を寄稿するという選択肢が考えられる。

副業に興味がある方は、自分の得意分野や興味がある分野の副業を積極的に探してみよう。

二人以上世帯の人が年間100万円貯金するポイント

「収入を増やす」「支出を減らす」という本質的な部分は共通しているが、二人以上世帯の人が年間100万円貯金するポイントは、一人暮らしとは異なる。

■家計の見直しと家計管理の話し合いを行う

二人以上世帯は、家計の状況を把握して家計管理の話し合いを行うことが欠かせない。相手の価値観を尊重しつつも、支出の見直しを行うことで貯蓄に回す金額を増やせる。あわせて、お金に関する目標を共有することもおすすめだ。一人だけ「年間100万円貯金したい」と考えて行動しても、配偶者が浪費してしまうと意味がない。

ただ節約を強いるとストレス要因となるため、快適な生活との折り合いをつけることが大切だ。そのためにも、きちんとお金の管理方法や目標について話し合い、意思疎通を図ることが欠かせない。

■家族でお金の管理を分担する

二人以上世帯では、お金の管理を分担することも効果的だ。例えば、妻は日ごろの家計管理を行い、夫は資産運用を行うという分担が考えられる。

家計管理を一人に任せきりにするのではなく、分担することで「協力して目標を達成しようとしている」という連帯感が生まれる。その結果、より責任を持ってお金の管理を行い、着実に目標に向けて蓄財できるだろう。

定期的にそれぞれが担っている役割について情報共有を行い、目標の進捗状況について確認し合うことも効果的だ。

ライフプランに合わせた資産運用

二人以上世帯の中でも、共働き世帯は収入が多い。経済的な余力に応じて資産運用を行うことも、年間100万円の貯金を達成するうえで効果的な手段となる。

例えば、株式に投資して配当金という副収入を得られれば、貯金スピードが速まる。昨今の低金利の状況では、貯蓄だけで資産を増やすことは難しいため、リスク許容度を考慮しながら資産運用を実践しよう。

少額からでも投資を始め、実際に経験を積むことにも価値がある。経験を積むことで資産運用の知識を深めつつ、値動きに慣れ、相場の変動に対する耐性を得られるだろう。「投資に興味があるけど始められていない」という方は、資産運用を始めてみてはいかがだろうか。

文/柴田充輝
厚生労働省、保険業界、不動産業界での勤務を経て独立。FP1級、社会保険労務士、行政書士、宅建士などの資格を保有しており、特に家計の見直しや資産運用のアドバイスのほか、金融メディアで1000記事以上の執筆を手掛けている。

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