(3)Z世代は情報収集の手段としてYouTubeを利用傾向に
Z世代がYouTubeを視聴する目的については、情報収集のために視聴している人が約79%と最も多く、次いで趣味の一環が約72%、気晴らしと回答した人が約68%という結果になった。かつてはマスコミ四媒体で情報収集をすることが主流だったが、Z世代ではYouTubeを含むSNSで情報収集を行うことが主流になっていることがわかる。
(4)20代は3,000円以上サブスクに課金する人が3割、趣味への投資額と比例傾向に
NetflixやAmazonプライムなど、月のサブスクリプションサービス利用額に関しては、1,000円〜3,000円が全体の半数以上を占めている。回答者を年代別にみても、どの世代も1,000円〜3,000円の割合が最も高い結果になった。
20代においては、3,000円〜5,000円の割合が30%を占めており、他の世代と比較してもサブスクリプションサービスの利用が活発であることがわかった。また、20代は月額の課金額が3,000円以上になると、趣味にひと月あたり課金する額が5万円以上を超えるという相関性が確認でき、趣味への投資額が多い方ほど、サブスクリプションサービスの契約に抵抗がなく、課金する傾向があることがわかった。
このほか、「音楽・カルチャーに興味・関心が高いZ世代がよく聴く音楽アーティストTOP10」と「音楽・カルチャーに興味・関心が高いZ世代がよく買い物をするファッションブランドTOP10」は以下の結果となった。
<調査概要>
調査期間 |2024年3月15日〜3月29日
有効回答数 |431名
調査対象 |
Z世代(※1996~2015年生まれと定義)ミレニアル世代(※1980~1995年生まれと定義)※一部上記世代以外の人も回答者に含まれる
調査方法 |
ニューステクノロジーが運営する東京発のカルチャー動画メディア「McGuffin」の視聴者を対象にWEBアンケート方式で実施
出典元:株式会社ニューステクノロジー
構成/こじへい