初めての上京で住む場所を選んだ最も多い理由は「職場/学校にアクセスしやすいから」
初めての上京で住んだ街を決めた理由を聞くと、最も多い回答は「職場/学校にアクセスしやすいから(66.9%)」、次いで「家賃が安い物件が多くあったから(23.9%)」、「友人/知人が近くに住んでいたから(8.9%)」「友人/知人に勧められたから(8.0%)」「不動産会社に勧められたから(7.9%)」という結果になった。
初めての上京での住まいの満足度は平均66.5点! 身近な人からのアドバイスが満足度に影響している可能性も
また、初めての上京での住まいの満足度を聞いたところ、回答者全体の平均点は66.5点となった。
実際に住んだ街を決めた理由ごとに満足度の平均点の高さでランキング化すると、1位は「趣味等の活動の場にアクセスしやすいから」と回答した人で76.3点という結果に。次いで2位は「家族が近くに住んでいたから」(74.3点)となり、初めての土地での生活ではいざという時に頼りになる親族が近くにいることは安心感が生まれ、満足度に繋がっていることが考えられる。
また、誰かに勧められたことで住む街を決めたという人も多く、「家族に勧められたから」(4位/71.6点)、「友人/知人に勧められたから」(6位/67.6点)、「不動産会社に勧められたから」(11位/60.6点)と、比較的自分にとって身近な存在の人物に勧められて決めたという人のほうが、満足度が高い傾向にあることが明らかになった。
7割以上が初めての上京での住まいで失敗を経験、失敗したこと1位は「設備に不満を感じた」
初めての上京での住まいについて、失敗したと思ったことがあるかきいたところ、72.4%の人が何かしら失敗したと思ったことがあると回答しており、7割以上の人が初の上京での住まい探しで失敗を経験していることが明らかになった。
失敗したと思う事柄については「設備に不満があった(18.9%)」が最多で、続いて「想像していたより狭かった(18.1%)」「間取りが不便だった(16.5%)」という声が挙がった。また「騒音が気になった(15.5%)」との回答も多く、人流や交通量の多い東京ならではの失敗があることがうかがえる。