DIME MAGAZINE
春を迎えて就学や就職、転勤など新しい生活が始まり、何かと慌ただしい毎日を送っている人も多いはず。そんなタイミングを狙って増えると言われているのが、不法侵入や空き巣だ。まもなくG.W.がやってくるが、大型連休は特に空き巣が増えやすいと言われている。
そこで不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、空き巣や不法侵入などが増えると言われるこれからの時期に向けて「セキュリティ設備」の最新動向を調査し、その結果を発表した。
「必須」選択率の高いセキュリティ設備ランキング：東京23区の1位は「TVモニター付きインターホン」、大阪は「オートロック」
LIFULL HOME’Sでは物件探しの検索条件を「できれば／必須」で優先順位づけをして検索できる『できれば検索』という機能を搭載している。そこで、物件を探す際に、各セキュリティ設備が「必須」選択された割合を調査したところ（※1）、最も「必須」選択率の高かったセキュリティ設備の1位は東京23区が「TVモニター付きインターホン」（75.5%）、大阪が「オートロック」（72.4%）となった。
1位こそ違ったが、両エリアとも「TVモニター付きインターホン」と「オートロック」が3位の「防犯カメラ」（東京23区49.3%、大阪49.8%）を大きく引き離しており、この2つの設備に強いニーズがあることがうかがえる。
※1：できれば検索にて「必須」または「できれば」のどちらかが選択された場合の「必須」の選択率が高い順にランキング化（「必須」の選択数が多い順とは結果が異なるので、留意してほしい）
各セキュリティ設備のある物件割合：「オートロック」は東阪ともに7割超、東京23区は「防犯カメラ」が過半数を下回る
「必須」選択割合の高いセキュリティ設備ランキングのTOP3である「TVモニター付インターホン」「オートロック」「防犯カメラ」の3つについて、設置されている賃貸物件の割合を調査した。東京23区・大阪ともに「オートロック」の設置割合が最も高く、7割超えとなった。
「TVモニター付きインターホン」についても東京23区が68.0%、大阪が63.3%と大きな差は見られなかったが、「防犯カメラ」については大阪が56.1%の一方で東京23区は半数を下回る48.0%と差異がみられた。
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