軽度認知障害(MCI)と認知症介護経験者が介護を経験して思った「事前にやっておけばよかったこと」
認知症介護未経験者の約7割(65.0%)が軽度認知障害(MCI)を知らないと答えた。また、認知症介護未経験者の約9割(86.8%)が軽度認知障害(MCI)の段階で治療を開始すれば、健常な状態に回復する可能性があることを知らないことが判明。
認知症介護経験者に、介護を経験して「事前にやっておけばよかったこと」を聞いたところ、「支援サービスに関する情報収集」が約5割(49.8%)で1位に。
「介護を受ける本人との話し合い」「本人以外の家族や親族との話し合い」「介護費用を貯める」が続く。自由記述では、「早い段階での受診や対策」に関する声も挙がっている。
認知症の人の介護中に、想定よりもかかった費用について尋ねたところ、介護にかかる費用だけでなく、日用品や光熱費、収入の減少に関する声も挙がっていた。
調査概要
調査タイトル:「ライフネット生命保険 認知症に関するアンケート調査」
調査対象:
認知症介護経験者500名(20歳~69歳)
認知症介護未経験者500名(20歳~69歳)
調査方法:ウェブアンケート
調査地域:全国
調査実施時期:2024年2月
調査協力:マイボイスコム株式会社
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入している。
※ライフネット生命調べ
関連情報
https://www.lifenet-seimei.co.jp/
構成/Ara