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DJIが70分でフル充電できるポータブル電源「Power 1000」「Power 500」を発売

2024.04.26

民生用ドローンと革新的なカメラ技術で市場をリードするDJIから、新型ポータブル電源としてPower 1000とPower 500が発売された。価格はPower 1000が11万4400円、Power 500は5万8300円。

2つのサイズでニーズに合った充電を

Power 1000は、バッテリー容量1024Wh、重量13kg、Power 500は、バッテリー容量512Wh、重量7.3kgとなっており、それぞれ、最大出力電力は2000W、1000Wを実現。

■DJIドローンなら約30分で飛行を再開できる

別売の充電ケーブルを使用すると、DJI Power SDC超急速充電機能を使用して特定のDJIドローンのバッテリーを急速充電でき、約30分で10%から95%まで充電して再度飛行することが可能だ。

ドローンバッテリーを3つ、DJI Powerポータブル電源を1台持っていけば、クリエイターは1日中、飛行や撮影を楽しむことができ、充電切れが原因で制作が中断してしまうリスクを低減できる。

家庭用電源や太陽光、車両など選べる充電方法

ポータブル電源を充電する時、ユーザーは、自分に合った方法を選ぶことができる。

家庭用電源を使って充電する場合、両製品の最速の充電時間は完全充電までが70分、バッテリー残量80%までが50分。

■安全性を第一に

本体の構造やバッテリーセルの材料、そしてシステム ソフトウェアに至るまで、安全性を第一に設計。DJI Power 1000/500は、スイスが本拠地の第三者認証機関SGSの‌26種類の製品試験認証を取得している。

さらに、インテリジェント バッテリー管理システムは、最大充電サイクル数3000回に対応するLFP電池、バッテリー寿命10年、温度センサー、ヒューズや難燃性のある高強度素材の使用などの特徴を備え、安心して使うことができる。

DJIストアで購入すると、ポータブル電源に3年間の保証が付帯する。登録を完了すると、さらに2年間保証期間が延長される。

■停電時でも0.02秒以内に接続しているデバイスへ給電を開始

電化製品が、電源の入ったDJI Power 1000/500にAC出力ポート経由で接続され、両方ともに電力が供給されている場合、DJI Power 1000/500はデフォルトでUPS(無停電電源装置)モードに入る。

すなわち、急な停電が起きた場合でも、DJI Power 1000/500は、0.02秒以内に接続しているデバイスへ給電を開始できるのだ。

■静音動作&機能的

Power 1000を充電中でも、Power 1000のノイズレベルは23 dBで、ほとんどの家庭用冷蔵庫よりも静か。騒音がほとんどない環境でも、動作音は気になりにくい。

どちらのデバイスも、急速充電プロトコル(Power 1000:PD 3.1、Power 500:‌PD 3.0)に対応し、効率的な出力を実現。Power 500に搭載された2つの100W 双方向USB-Cポートは、カメラやスマートフォン、ノートパソコンなど異なる2つのデバイスにそれぞれ電力を供給できる。

より大容量の電力を必要とする場合は、Power 1000の2個の140W USB-C出力ポートを使って、主要ブランドのパワフルなパソコンを急速充電することが可能だ。

■豊富なアクセサリー

Power 1000/500に搭載された複数のポートは汎用性に優れ、様々な種類のソーラーパネル、電源ケーブル、アダプター等の接続に対応。どこにいても、何をしていても、Power 1000/500があれば、常に電源を確保できる。

・DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール (MPPT)
1枚〜3枚のソーラーパネルに接続して、太陽光でDJI Power 1000/500を充電する。

・DJI Power 車内電源ソケット – SDC 電源ケーブル (12V/24V)
カーチャージャー経由でDJI Power 1000/500を充電したり、ソーラーパネルに接続して、ソーラーパネル経由で充電したりすることができる。

・Zignes 120W ソーラーパネル(北米以外)/Zignes 100W ソーラーパネル(北米のみ)
DJI Power 1000/500は、DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール (MPPT)を使用して、太陽光で充電できる。

・DJI Power SDC – Matrice 30シリーズ 急速充電ケーブル
230 Wの急速充電に対応し、Matrice 30のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約32分が必要。

・DJI Power SDC – DJI Air 3 急速充電ケーブル
125 Wの急速充電に対応し、Air 3のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約30分が必要。

・DJI Power SDC – DJI Mavic 3シリーズ 急速充電ケーブル
‌150 Wの急速充電に対応し、Mavic 3シリーズのバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約32分が必要。

・DJI Power SDC – DJI Inspire 3 急速充電ケーブル
200 Wの急速充電に対応し、Inspire 3のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約28分が必要。

・DJI Power SDC – XT60 電源ケーブル (12 V)
このケーブルを使用すると、DJI Power 1000/500は12V DC出力を行うことができ、模型航空機などのバッテリーのバランス充電器やFPVドローン、もしくはXT60コネクターを搭載したデバイスに接続可能。

・DJI Power SDC – 車用デバイス充電プラグ 電源ケーブル (12 V)
このケーブルを使用すると、車載冷蔵庫など、車用デバイス充電プラグを備えた車載用デバイスに接続できる。

・DJI Power 1000 保護収納ケース
ポータブル電源を衝突やほこりから保護し、ポータブル電源の持ち運びの利便性が向上する。

※記載の全データは制御された環境下にて、DJI Power 1000、DJI Power 500の製品版モデルを使用して測定した値です。

関連情報
https://www.dji.com/jp/power-1000
https://www.dji.com/jp/power-500

構成/清水眞希

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