■クラウド型会計ソフト導入により「データの自動取得で入力の手間削減」に期待大。活用のコツは「クレジットカードや電子マネーを駆使して現金の入出金を減らす」が1位
クラウド会計ソフトに興味を持った理由として、約9割の専門家が「データの自動取得で入力の時間と手間が省ける」ためと回答している。またクラウド型会計ソフト活用のポイントについて質問したところ、「現金の入出金を減らし、クレジットカードや電子マネーを駆使する」と7割の専門家が回答。そうすることにより自動で取得できる取引データが多くなり、手入力の手間を大幅に減らせるためだと考えられる。
次に「インターネットバンキングやクレジットカードのウェブ明細の契約をする」と回答した専門家が多くいた理由としては、これらを契約することで、自動取得のメリットを大きく享受できるためだと考えられる。そして、金融機関ごとに、ウェブ明細の閲覧期間が決まっているため、前月までのデータを遡って取得したい場合は、「金融機関のデータを早い時期から自動取得する」ために早めにクラウド型会計ソフトの利用を開始することをおすすめしている。
■専門家が明かす、確定申告直前びっくりエピソード「税金を納めるお金がないんですが…」など。申告期限ギリギリに「何もしていない」人が多い
◎確定申告時のエピソード集
■申告期限ギリギリのエピソード
・申告期限ぎりぎりに「税金を納めるお金がないんですが…」と。振替納税をお勧めし、1カ月だけ伸ばしたことが何回かあります。
・3月に入ってから1年分の領収書を、未整理のまま持ってきた。
・自分で確定申告をしようと思っていたが、結局わからず、ぎりぎりに依頼してくるケースが1番多い。もっと前から頼んでくれればよいのに・・。
■整理せずに丸投げ
・過去3年分の確定申告を一挙に依頼(もちろんすべて期限切れです)
・領収書とカードの明細をゴチャゴチャに提出されたケースは面倒でした。二重に仕訳してしまったりと色々大変なので、丸投げする場合でもある程度整理して欲しいです。。。
・個人と法人との財布が混同。さらに、領収書等の保管が適切になされていなかったため、現金預金残高を合わせるのに一苦労。
■資料を隠してしまう…
・都合が悪い事を教えてくれない(後日、漏れが発覚)。
・通帳のコピーをくれない
・必要な資料はくれないのに、マンションの排水管工事の資料はやたらとくれる人。
■お客様の勘違いによる苦労
・税務署の無料相談で、記載例を示してこのように書きなさいと説明したら、一字一句記載例の通り記入して提出しようとした方がいました。
・税務署が申告書を受け付けてくれたことで、申告内容も問題なく認められたと勘違いする人が多い。
・会計事務所に書類を渡した時点で、確定申告が終わったと思い込んでいる方が多い。書類を会計事務所へ郵送した翌日に海外旅行へ行かれた方もいらっしゃいました。
・白色なのに税金対策と言って30万円未満のものを買い込んで経費にしていた(少額特例なし)
・TVのワイドショーなどで医療費控除のことを耳にすると相当お金が戻ってくると勘違いしていた方がいた
・49.64平方m での住宅資金贈与 つらかったな〜〜