親が残した土地や家などの不動産を相続する場合、あなたならどのように活用するだろうか?
相続に関しては、2024年4月1日に、空き地および空き家の流動を活性化することを目指し、不動産の所有権の相続人に対して、相続登記の申請義務化が始まった。そのため、不動産の相続に対して相続人および今後相続の可能性のある人々の意識が高まることが予測される。
こうした中、レンタルトランクルーム「ハローストレージ」は、不動産相続をしたことのある、または今後相続する可能性がある500名を対象に「不動産相続に関する実態と荷物の収納に関する調査」(調査期間:2024年3月12日~3月13日)を実施し、その結果を発表した。
不動産の形態・活用法について
Q1.相続した(する可能性のある)不動産はどのような形態ですか。
(複数回答可)n=500
Q2. 相続した(する可能性のある)不動産の相続後の活用方法をお答えください。
(複数回答可)n=500
相続した、もしくは今後する可能性のある不動産の形態については、実家・親族の自宅(一戸建て)が最も多く約7割の人が回答した。相続後の活用方法(予定も含む)は、最も多かったのが“自身が居住する”の45.8%、続いて“売却する”が26.0%、“賃貸物件として貸出する”が12.8%という結果になった。
活用するにあたっての悩み
Q3. 相続後や、相続不動産の活用時の悩みとして当てはまるものをお答えください。
(複数回答可)n=500
Q2で回答したような、相続後に不動産の活用を行う際の悩みについて聞くと、“荷物の整理”が4割(44.0%)以上と最も多い結果となった。主な理由としては、被相続人である相続人の親の思い出の物や家財などの捨てづらいものや、一時的に取っておきたいものなど、整理するべき物が多いことや、処分を躊躇することなどが要因として考えられる。また、“老朽化した建物の処理”(36.4%)といった不動産の状態による悩みも多い結果となった。
Q4. トランクルームを利用してみたいと思いますか?
荷物を収納する先として、トランクルームを利用したいか聞いたところ、“利用してみたい”が23.4%、“荷物の悩みが発生した時には検討したい”が43.6%、利用してみたいとは思わないが33.0%という結果となった。Q3の回答で活用する際の悩みとして“荷物の整理”が最も多いこともあり、トランクルームへの利用意向は高く“利用してみたい”と“荷物の悩みが発生した時には検討したい”を合わせると6割以上という結果となった。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)
調査時期 : 2024年3月12日~3月13日
調査地域:全国47都道府県
調査対象:不動産(建物or土地)を相続したことがあるもしくは、相続の可能性のある20代~60代の男女
サンプル数:500名(内訳:20代 93名/30代 118名/40代 96名/50代 83名/60代 110名)
出典元:ハローストレージ調べ
構成/こじへい