様々なシーンで聞かれるようになった「サステナビリティ(持続可能性)」というワード。最近ではサステナビリティを重視する企業・ブランドも増えているが、商品を選ぶ際に影響を受けている人はいったい、どれくらいいるのだろうか。また、SDGsの中で最も重要だと考えている人が多い目標とは?
マイボイスコムはこのほど、3回目となる「サステナビリティ(持続可能性)」に関するインターネット調査を9,414名に実施し、その結果を発表した。
サステナビリティに関する事柄で内容を知っていることは、「SDGs」が7割弱、「カーボンニュートラル」が4割強
「サステナビリティに関連する事柄で内容を知っていること」(複数回答)について尋ねたところ、「SDGs(持続可能な開発目標)」が67.8%で最多となり、以下「カーボンニュートラル」が42.1%、「フェアトレード」が32.5%、「ダイバーシティ」が31.2%、「ロハス」が23.0%と続いた。
「SDGsの中で重要だと思うもの」(複数回答)について尋ねたところ、「すべての人に健康と福祉を」が45.8%で最多となり、以下「安全な水とトイレを世界中に」が43.4%、「気候変動に具体的な対策を」が40.6%、「飢餓をゼロに」が40.2%、「貧困をなくそう」が39.2%、「海の豊かさを守ろう」が39.0%と続いた。
「サステナビリティを重視する企業・ブランドや、環境等に配慮したものであることが、商品への興味・関心に影響するか」について聞いた。その結果、「とても影響する」が5.7%、「やや影響する」が31.7%となり、合計37.4%が影響しているとわかった。一方、影響しない層(「ほとんど影響しない」「あまり影響しない」の合計)は27.0%となった。
「環境・社会・経済の面で持続可能な社会の実現のために行っていること」について自由回答形式で尋ねたところ、以下の回答が寄せられた。
・車をなるべく使わず、自転車や原付で移動している。(男性29歳)
・ゴミの細かい分別、エコバッグ使用、住居のLED化など、簡単にできることは全てやる。(男性37歳)
・エコバッグは効果がないという人はいるが、そもそもゴミが増えないことはいいことだと思うので継続しようと思う。(男性45歳)
・購入はできるだけ必要なものに絞り、できるだけ大切にそして長く利用する。廃棄物を可能な限り減らす。(男性62歳)
・手前取りや見切り品の購入を積極的に行っている。(女性29歳)
・トレイや牛乳パックはリサイクルにだす。節電、節水に取り組む。(女性37歳)
・何か買う時に、中古品がないかどうか探してみる。(女性49歳)
・使った食器や鍋は油を拭って洗う。風呂の残り湯はトイレに使う。(女性58歳)
<調査概要>
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年3月1日~3月5日
【回答者数】9,414名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=30811
出典元:マイボイスコム株式会社
構成/こじへい