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ソニーが映画館のような臨場感を演出する立体音響技術を搭載したサウンドバー「HT-A9000/A8000」とホームシアターシステム「HT-A9M2」を発売

2024.04.25

ソニーは、ホームシアター製品の新機種として、サウンドバー「HT-A9000」「HT-A8000」と、ホームシアターシステム「HT-A9M2」を2024年6月1日に発売する。いずれも価格はオープン。市場推定価格は「HT-A9000」が210,000円前後、「HT-A8000」が140,000円前後、「HT-A9M2」が330,000円前後。

映画館のような臨場感あふれるサウンドが楽しめる!

■「HT-A9000」「HT-A8000」「HT-A9M2」共通の主な特徴

いずれも、空間に複数のファントム(仮想)スピーカーを生成して、広大な音場と臨場感を創出する独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応。サウンドバー「HT-A9000」「HT-A8000」は、本体のスピーカーだけで「360 Spatial Sound Mapping」による立体音響を実現できるようになった点が特徴。

さらに、別売りの専用リアスピーカーを組み合わせて使用すると、視聴者の後方にもファントムスピーカーの音源を配置でき、音に包み込まれるような圧倒的な臨場感でコンテンツに没入できる。

↑サウンドバー本体のスピーカーによる「360 Spatial Sound Mapping」の音場イメージ

↑別売りの専用リアスピーカーを組み合わせた場合の「360 Spatial Sound Mapping」の音場イメージ

一方、ホームシアターシステム「HT-A9M2」は、スピーカーの内部構造をウーファー、ミッドレンジ、トゥイーターから成る3ウェイ構造にし、薄型でありながら迫力の低音と、より立体的な音の広がりを実現。4体のスピーカーからの音波を重ね合わせて、ファントムスピーカーを視聴環境に合わせた最適な位置に生成する。

また、音場生成のために内蔵の計測用マイクと測距音で、スピーカー間の距離(※「HT-A9000」と「HT-A8000」は別売りのリアスピーカーと使用時)や天井までの距離を計測できるうえ、スマートフォン用コントロールアプリ「BRAVIA Connect」を使用して、視聴する位置に合わせた最適化も可能。「HT-A9M2」では、家具の位置やカーテンの有無など、室内の音響特性を踏まえた計測ができるので、視聴環境に合わせてより精度の高い音場生成が可能だ。

このほか、リモコンや「BRAVIA Connect」アプリから「サウンドフィールド」をオンにするだけで、ソニー独自のアップミキサーにより、コンテンツ配信サービスやテレビ番組など2chのステレオ音声コンテンツでも、立体的で没入感のある音響で楽しむことが可能。入力した音声をリアルタイムで分析し、音源の定位に応じて音を分離・抽出して、抽出した音源を「360 Spatial Sound Mapping」により立体的に再配置することで、ステレオ音声コンテンツであっても立体音響コンテンツのような臨場感あるサラウンドサウンドで提供する。

■サウンドバー「HT-A9000」「HT-A8000」の主な特徴

フロントスピーカーは明瞭な声(セリフ)やボーカル音声を届けるトゥイーターとパワフルな低音を実現するウーファーによる2ウェイのスピーカー構造を採用。さらに、新たにサイドスピーカーを加えることで、水平方向への自然な音の広がりを可能にしており、より広大なサラウンドサウンドを提供する。

また、「HT-A9000」は計13基、「HT-A8000」は計11基のスピーカーユニットを内蔵しており、スリムな本体ながら、よりクリアでパワフルなサウンドと広がりのある立体音響を実現する。

加えて、筐体が小型化により、設置性も向上。「HT-A9000」は体積が約36%小型化(「HT-A7000」との比較)、「HT-A8000」は体積が約30%小型化(「HT-A5000」との比較)しているうえ、両機種ともに、同梱する壁掛けパーツに加えて、テレビとともに壁掛け設置ができる壁掛け設置用金具「SU-WB1」(別売)を新たに用意し、多様な設置方法を選択できる。

本体サイズ/質量は、「HT-A9000」が約幅1,300×高さ64×奥行113mm/約5.5kg、「HT-A8000」が約幅1,100×高さ64×奥行113mm/約4.7kg。両機種ともに、ワイヤレスリモコン、HDMIケーブル(8K/4K 120対応、1.5m)、テレビセンタースピーカーモードケーブル(2m)、単4形乾電池×2、ACコード、壁掛け用ブラケット×2、壁掛けテンプレート、フット×2を付属する。

↑「HT-A9000」

↑「HT-A8000」

■ホームシアターシステム「HT-A9M2」の主な特徴

薄型の形状ながら、スピーカーの内部構造を3ウェイ構造にすることで、迫力の低音と、より立体的な音の広がりを実現しているのが特徴。また、コントロールボックスはTVとHDMIで接続し、4つのスピーカーはコントロールボックスと無線でワイヤレス接続する仕様なうえ、壁掛けと棚置きの両方に対応しているので、自由度の高いレイアウトが可能。なお、同梱の壁掛けブラケットは、棚や台に置く際のスタンドも兼ねている。

本体サイズ/質量は、フロントスピーカーL/RとリアスピーカーL/Rが各約幅289×高さ275×奥行55mm/各約2.4kg、コントロールボックスが約幅160×高さ56×奥行160mm/約770g。ワイヤレスリモコン、HDMIケーブル(8K/4K 120対応、1.5m)、テレビセンタースピーカーモードケーブル(2m)、単4形乾電池×2、ACコード×4、ACアダプター、テーブルスタンド×4を付属する。

↑「HT-A9M2」

関連情報
https://www.sony.jp/home-theater/

構成/立原尚子

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