パナソニックは朝日新聞社とともに「未来空想新聞2041製作委員会」を設立。2024年5月5日(日・祝)に、〝こどもの日は、未来を考える日。〟というメッセージのもと、より良い未来をみんなで空想する「未来空想新聞2041」を新聞紙面とWEB版で発行する。
希望する高校への紙面配布やARを活用した仕掛けなど新たな試みも予定
今回で3年連続の5月5日刊行となる未来空想新聞では、未来の時をさらに1年進め2041年のくらしを空想していく。
紙面に登場する未来を想う人は総勢40人。「人」、「社会」、「地球」にとってより良い未来を空想するため、「文化」、「持続」、「共創」、「幸福」、「挑戦」、「魅力」の視点で人選したという。
同社では「2041年の空想紙面を通じ、一人でも多くの読者がともに未来を考え語り合うことで、希望に満ちた未来を切り拓くきっかけになることを期待しています」とコメントしている。
ブランケット版12ページフルカラーの紙面を、朝日新聞大阪本社版と東京本社版の一部エリアで朝刊広告別刷りとして配布するほか、これからの未来を担う世代が少しでも明るい未来を空想できるように、Z世代と子育て世代をターゲットに約20万部を配布する活動を実施。
また未来空想新聞の初の試みとして、紙面配布を希望する高校を募り、1校あたり最大1000部を無償で進呈する。さらに未来空想新聞のコンセプトとの親和性が高い全国の70を超える科学館や、大学のキャンパス内にある一部書店・売店などでの紙面配布も予定されている。
そして今回、新聞紙面の一部コンテンツには、ARを活用した新たな試みも採用された。
スマートフォンで紙面の二次元コードを読み込むと、コンテンツの世界をより詳しく知ることができる他、デジタルの仕掛けにより新聞紙面の楽しみ方を拡張する体験など、新しい発見を通じワクワクしながら未来を空想する仕掛けが施されている。
パナソニックは今回の発表に際して、次のようにコメントしている。
「人・社会・地球を健やかにする」というミッションの実現に向け、「Make New」というアクションワードで、変革への行動につながる自らの志(こころざし)を掲げ、未来のくらしの定番となるような製品、サービス、ソリューションの創出を目指しています。より良い未来の実現に向けて、これからも活動を強化していきます」
■未来空想新聞2041の概要
記事すべてが未来をテーマにしている。コンセプトに賛同し集まった各界の未来を想う40人の著名人とともに、多様な生命とのつながり、変化するリアリティ、自分や他者との向き合い方など、さまざまな視点から未来のくらしを空想。2041年に新聞紙面を飾ってほしい記事から構成している。
芥川賞作家九段理江さんによる「天空人語」や、漫画家しりあがり寿さんによる4コマ漫画など朝日新聞ならではのコンテンツや他企業とコラボレーションした空想広告を掲載する予定。
2039年を創刊号とし、今年で3年目となる「未来空想新聞2041」は、未来へと進む歩みとともに1年時を進めました。2040年代をより多様で、明るいものにするべく、今から考えて行動しようという思いが込められている。
■未来空想新聞2041WEB版
https://miraikuusoushimbun.com/
4月19日にティザーサイトを公開、5月5日より未来空想新聞2041WEB版が公開される。
関連情報
https://miraikuusoushimbun.com/
構成/清水眞希