■連載/綿谷さちこのクレカの強化書
楽天ペイメントは『楽天ポイントカード』アプリと『楽天Edy』アプリを、『楽天ペイ』アプリに完全統合することを発表した。時期は2024年12月頃に『楽天ポイントカード』アプリを統合。その後、『楽天Edy』アプリの統合を予定する。
『楽天ペイ』アプリに『楽天ポイントカード』と『楽天Edy』のアプリを完全統合する。
オフラインの決済アプリを『楽天ペイ』アプリに完全統合する
楽天では『楽天市場』との親和性が高い『楽天カード』をはじめ、『楽天銀行』、『楽天保険』など、楽天フィンテックサービスのさまざまなアプリを提供する。
『楽天ペイ』アプリからさまざまな楽天フィンテックサービスへと繋がる。
各サービスの利用を促進する施策のひとつが、楽天市場のポイント倍率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」だ。その他、キャンペーンなども頻発して、楽天グループのサービス利用を促進し、より多くの楽天ポイントが貯まる楽天経済圏を構築している。
現在の『楽天ペイ』アプリからも、楽天カードの明細や楽天銀行の残高が確認できるのだが、これらはすでに加入しているユーザーへのサービス。今後は『楽天ペイ』アプリに楽天カード、楽天銀行、楽天生命、楽天損保、楽天証券といったアプリを搭載し、楽天フィンテックサービスの入口にすることで、より楽天グループサービスのシナジーを高めたい考えだ。