地元の情報というと、自宅に届くチラシやエリアの情報誌が一般的でした。
しかし、昨今はポスティングが禁止のマンションも多くなっていますから、「引越したけれど、役所の使い方やおいしくてお得なレストランなど、地元のことがわからない」と不安になる方がいるかもしれません。
とはいえ、「ネットで調べればいいじゃん?」と考える人も、もちろんいるかと思います。
しかし、スマホへの広告や情報は、多すぎて見るのが大変。そんな状態では、〝本当に知りたい地元の情報〟を入手するのは難しいかもしれません。
そこでパナソニック エレクトリックワークス社が注目したのは、インターホンです。
パナソニックはマンションタイプのインターホン市場で約50%のシェアを持っています。
そこで、2024年4月からパナソニックはこの強みを生かして、「まちのステキとつながると、まちがもっとスキになる」がコンセプトの地域情報コミュニケーションサービス、「まちベル」の提供を開始します。
地元の情報を配信するローカルメディアとしてチャレンジするのですが、まちベルとはどんなものでしょうか?
「まちベル」ってどんなサービス?
まずは、まちベルの具体的なサービス内容についてご紹介します。
まちベルは、マンションに設置されているインターホンへ、ダイレクトに情報を配信するサービスです。
ユーザーは朝9時ごろ、夕方16時ごろに地域情報をメッセージとして受信できます。
その通知は、インターホンに出る光のサインのみ、もしくは光と音のサイン両方から選べます。
配信される情報は、地域のイベントやキャンペーン情報、新店のオープン情報、保育園や病院の紹介など、様々。
QRコードをスマホで読み込み、事業者のホームページを開いたり、お得なクーポンの獲得も可能です。
事業について説明される、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 電材&くらしエネルギー事業部 サービスクリエーションセンター 所長 川勝 正晴さん
同じく、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 電材&くらしエネルギー事業部 サービスクリエーションセンター コアビジネス推進室 サービス、事業企画 統括 主幹 井上祐一さん