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カメラスマホ頂上対決!Leitz Phone 3とGalaxy S24 UltraのカメラはiPhoneを超えたのか?

2024.04.25

独自機能の違いもチェック! 簡単に〝映える〟スマホと簡単に〝エモくなる〟スマホ

3機種のカメラ機能を比較するにあたり、紹介しておきたいのが、Leitz Phone 3の「LEITZ LOOKS」モード。簡単にいえば、撮影時にライカのデジカメらしく仕上がるように、フィルターをかけたり、焦点距離を切り替えられる機能で、写真初心者でも、手軽に〝エモい〟写真が撮影できます。

焦点距離の切り替えは、LEITZ LOOKSモードの「SUMMILUX 28」「SUMMILUX 35」「NOCTILUX 50」から選択可能。モード切り替え時には、「おすすめの撮影距離は○mです」と表示されるので、適切な距離を取りやすくなっています。

フィルター機能としては、「ORIGINAL」のほか、「MONOCHROME」「CINEMA CLASSIC」「CINEMA CONTEMPORARY」「ENHANCED」「VIVID」から選択でき、簡単に〝エモい〟仕上がりになるのが魅力です。

ORIGINAL

MONOCHROME

CINEMA CLASSIC

CINEMA CONTEMPORARY

ENHANCED

VIVID

ただし、LEITZ LOOKSで写真を撮影すると、処理に時間がかかるのか、1枚ごとに「保存中」と表示され、連続した写真が撮影できなくなります。カメラをしっかりと構えて撮る風景写真などにはいいものの、動き回る被写体を素早く撮りたいシーンなどには向きません。

一方、iPhone 15 Proも撮影時に「1×」の部分をタップすることで、24mm、28mm、35mmで焦点距離の切り替えができます。Galaxy S24 Ultraは、焦点距離を切り替える機能こそ搭載されていませんが、ズーム倍率の切り替えでここをカバーしているイメージでしょう。

写真の仕上がりとしては、ここまで紹介してきた通り、Leitz Phone 3が雰囲気のある、デジカメ的な方向性なのに対し、iPhone 15 Pro、Galaxy S24 Ultraが、派手に映えるようになっています。

画質はさすがハイエンドスマホ! 購入の決め手はカメラアプリの使い勝手かも

ここまで一通り写真の仕上がりを比較してきました。色味補正の方向性の違いや、ズーム、暗所撮影の得手不得手こそあれど、3機種並んで写真の解像感の高さは、さすが最新のハイエンドモデルといえる仕上がりです。

個人的に、3機種を平行して使用していて大きく違いを感じるのが、カメラアプリ、写真(ギャラリー)アプリの仕様です。

iPhone 15 Pro、Galaxy S24 Ultraは、シャッターボタンの上にモード切り替えのタブ、画面上部に撮影方法の切り替えができる設定が表示されているのに対し、Leitz Phone 3は、シャッターボタン下部にモード切り替えタブ、シャッターボタンの右上に設定アイコンを配置しており、細かな調節は設定アイコンに集約される形になっています。

また、iPhone 15 Proは細かな設定をアイコンで表示しているだけなのに対し、Galaxy S24 Ultraはそれぞれの設定状況を数字で表示しています。

使い方を分けるポイントとして、iPhone 15 Proは基本的に、カメラアプリを終了するたびに、初期設定に戻るため、サッとスマホを取り出して撮影をしたい際にも、いつも通りの撮影ができます。

一方、Galaxy S24 UltraとLeitz Phone 3は、カメラアプリを終了しても、前に行った設定が残るため、決まった設定で撮影をしたいという人には便利。使い方によって、利便性が分かれる部分です。

また、写真を閲覧するためのデフォルトアプリは、iPhone 15 Proが「写真」アプリ、Galaxy S24 Ultraが「ギャラリー」アプリ、Leitz Phone 3が「Google フォト」アプリとなります。

いずれのアプリでも編集作業や共有、アルバムの作成といった機能が利用できます。個人的には、カメラブランドのスマホであり、カメラ機能にこだわったLeitz Phone 3に、専用の写真閲覧アプリが用意されていないのが少々残念なポイントと感じています。

最新ハイエンドスマホをカメラで選ぶなら色味とアプリに注目

比較してきた通り、iPhone 15 Pro、Galaxy S24 Ultra、Leitz Phone 3の3機種は、いずれも最新のハイエンドスマホらしく、ほとんどの撮影シーンで、サッときれいな写真が撮影できます。

違いといえば、色味補正の方向性、ズーム倍率と解像度、アプリの使用感といった部分になるでしょう。基本的には好みの要素が強い部分なので、購入するのであれば、キャリアショップや家電量販店などで、短時間でも触ってみると、よりわかりやすいのでおすすめです。

取材・文/佐藤文彦

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