1ドルが150円を突破し歴史的な円安水準が続いている。資産形成を考える際にリスクを分散させるため外貨預金を検討している人も多いのではないだろうか。
ソニー銀行は、ソニー銀行で外貨取り引き経験があり、外貨預金を保有している3,026名を対象に「外貨預金意識調査」を行ったので、詳細をお伝えしよう。
メインで運用している外貨建て商品は「外貨定期預金」が最多!外貨預金の保有目的1位は「金利」
メインで運用している外貨建て商品は「外貨定期預金」が最も多く62%を占めていた。また、メインの外貨建て商品の保有期間は、「長期(1年超)」と回答した人が最も多く、長期的な資産運用の手段として外貨商品を保有していることが判明。
また、「外貨建て投資信託」をメインで運用している人は3%に留まったものの、今後保有したい外貨建て商品としてあげる人は25%にのぼっていた。貯めた外貨の運用手段の新たな選択肢として検討していることがうかがえる。
また、運用可能な金融資産総額は「1,000万円~5,000万円」が最も多く34%、次いで「300万~1,000万円」が27%と、300万円以上運用可能と回答した人が70%以上という結果に。
外貨を保有する目的は、70%の人が「金利」と回答し、「為替差益」、「リスク分散」が50%以上という結果に。
また、資産運用の手段だけでなく、Visaデビット付きキャッシュカード Sony Bank WALLETを利用し、貯めた外貨を外貨のまま使用するための「海外渡航」と回答した人は32%となった。
「金融機関や情報サイトが発行しているネット記事」で情報を得ているかたが62%と、「テレビ」(45%)や「新聞」(31%)をおさえ最も多い結果に。
為替を確認する頻度は、「毎日」と回答した人が約半数の48%と、外貨商品の保有と為替への感度は相関関係にあることがうかがえる。
為替を読むうえで参考にしている経済指標は、「米国雇用統計」、「FOMC(連邦公開市場委員会)」、「日銀金融政策決定会合」の3つが35%前後とほぼ同値となっていた。
調査概要
対象:ソニー銀行で外貨取り引き経験がある人、および外貨預金を保有している人3,026名(2023年12月31日時点有効口座)
調査期間:2024年2月19日~2024年3月4日
関連情報
https://moneykit.net/lp/fcw/
構成/Ara