Dynabookは、GIGAスクール構想第2期に向け、10.1型液晶を搭載したデタッチャブル型Chromebook「Dynabook Chromebook C70」を商品化し、教育機関向けに発売すると発表した。なお、発売時期は2024年12月を予定している。
スペースを広く使える自立型デザインなどで、使いやすさを追求
「Dynabook Chromebook C70」は、「GIGAスクール構想」学習者用コンピュータの標準仕様に準拠した、デタッチャブル型のChromebook。デタッチャブルタイプを採用しているので、キーボードドックからタブレット本体を取りはずせば、コンパクトサイズの10.1型タブレットとして使用することが可能。また、タブレットを支えるスタンドがない自立型デザインなので、スペースをとらず机を広く使うことが可能だ。
もちろん、堅牢性にもこだわっており、筐体の外周には、滑りにくく耐衝撃性に優れた熱可塑性ポリウレタンを採用したほか、自社品質試験やアメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠したテストを実施する予定とのこと。
このほか、充電式タッチペンも付属。キーボードドックに設けたペン収納スロットにペンを収納することで、充電することが可能だ。
主な仕様は、OSがChromeOS、CPUがMediaTek Kompanio 520、メモリが4GB/8GB、ストレージが32GB/64GB、ディスプレイがタッチパネル付き10.1型TFTカラーLED液晶(1,280×800ドット)。バッテリー駆動時間は約12時間(予定)。質量はキーボードドック接続時で約1.1kg以下(予定)。インターフェースはUSB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×1、USB3.2(Gen1)Type-Cコネクタ×2(PD対応)、マイク入力/ヘッドホン出力端子×1を装備。なお、無線通信機能はIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LANを標準搭載するほか、LTEを選択することも可能だ。
※開発中につき、仕様やデザインは変更される可能性がある。
関連情報
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構成/立原尚子