BMW「CE 02」はAT限定普通自動二輪免許が必要
BMWの200cc相当のモーターを搭載した電動スクーターが「CE 02」である。重量132kg、最高出力11kW(15PS)、最高速度95km、最大航続距離90km、充電時間はクイックチャージャー使用で100%が4.8時間、80%充電で3時間になる。軽二輪車登録で、必要な免許は普通二輪免許またはAT限定普通二輪免許となる。
さらに400cc相当の「CE 04」も販売中で、こちら重量231kg、最高出力31kW(42PS)、最高速度120km、最大航続距離130km、価格は206万4000円からとなる。航続距離は長いが充電には単相200Vが必要。充電時間は単相200V 12A/C-Evolutionで100%が約4時間、80%充電で約3時間になる。
近未来的なデザインの「CE 02」は2人乗りできるが荷物の置き場に困りそう
「CE 04」も斬新なデザイン、130km走れるのでツーリングもできそう、ヘルメットが収納できるラゲッジスペースもある
最高速度240km、航続距離400kmのスーパーマシン
ENERGICAはイタリアのモデナに本拠地を置く、イタリア初の電動スポーツバイクメーカーである。F1の技術を生かしたハイスペックなマシンを次々と開発している。今回はアドベンチャーモデルの「EXPERIA」が初登場した。ラインナップには、クラシック、スーパースポーツ、ネイキッドモデルがあり、オーダーメイド感覚で注文できる。いずれも受注生産。控えめな装備で見積もりしてみるとフルカウルの「EGO」で591万2100円になった。
破格の値段だが、スペックも凄まじく最高速度240km、最高出力126kW(171HP)、航続距離420km、充電時間は急速充電で30~40分、普通充電で7~8時間。一般のEV向けの充電ステーションでの充電に対応しており、自宅での充電には単相200Vが必要。航続距離は長いが重量260kgもあるのがちょっと気になる。しかし、最大トルクは215Nmとリッターバイクの最大トルクの2倍に迫る。これはぜひ試乗してみたい電動バイクだ。
「EGO」のネイキッドモデルとなる「EVA-RIBELLE」。アップハンドルでポジションは楽そうだ
ENERGICAのマシンはEVステーションにあるチャデモ規格の急速充電器に対応している
手前が急速充電用ソケット、その隣が普通充電用で、2つのソケットを装備している
クラシックレトロタイプの「ESSEESSE9」は出力特性を抑えたカジュアルなモデルというが、80kWと充分パワフルである。495万円より
走行スタンバイ時、バッテリー残量、走行モード、トラクションコントロール、走行距離などが表示される
「EGO」をカスタマイズ。カーボンパーツを入れると限りなく600万円に近づいた。さらに前後オーリンズのサスにすると652万4800円になった