春と言えば、新しい出会いの季節。「今年は私も出会いを探してみよう!」ということで、新しいヘルメットをゲットしちゃいました!
さっそく桜の名所、奈良県吉野町へとツーリングに出発です。どんな景色が待っているかな!?
新しいヘルメット「ブレードランナー」
今回私が選んだヘルメットは、こちら。愛知県のメーカー、ゴッドブリンクさんの「Blade Runner(ブレードランナー)」です。
レトロさを感じるデザインやパーツ、空力を考えて作られたスッキリとした横顔、約1450gという軽さ、そして何より菜の花みたいに鮮やかなイエローのグラフィックに惹かれて選びました。
MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)公認のロードレース対応ヘルメットでありながら税込3万4980~3万7180円と、4万円以下で購入できる点にも驚きです。
もともとショウエイのEX-ZEROを使用していた私にとって、ブレードランナーは久しぶりにフルクローズできるヘルメット。最近顔に風が当たり続けることに疲れを感じていたので、疲労軽減の意味でも有意義な選択となるはずです!
裏道から吉野へGO!
今回目指すのは、山全体が桜で覆われた「千本桜」で知られる奈良県吉野町。全国でも有数のお花見スポットです。
狭く限られた道しかなく、正面(北・東側)から向かうと渋滞に巻き込まれてしまうため、今回私は「吉野大峯林道」という道を選びました。知る人ぞ知る、鬱蒼とした山の中の細い道から吉野町のメインストリートに合流できる、裏道的なルートなのです。
ただし、無条件に吉野大峯林道を走ることはできません。注意すべきポイントが2点あります。
1点目は、基本的に車では通行できないということ。平日9~19時、土日祝7~19時までは二輪車を覗く自動車が進入禁止されており、バイクや自転車、徒歩でしか通行することができません。
2点目は、乗り慣れていない、あるいは車重が重く足つきが悪いバイクにはオススメできないという点です。
吉野大峯林道は全体を通してコンクリート・アスファルトで舗装されていますが、林道という性質上、落石や落ち葉、路面の荒れなどが多発しています。場所によってはスマートフォンの電波も通っていないため、万が一転倒や転落などをしたら大変危険なのです。
走行の際はなるべく2人以上で、1人の場合は家族や友人に行き先を伝えた上で走行するようにしましょう。
…なんて脅すようなことを書きましたが、実際のところ、経験者にとってはそれほどハードな道ではありません。
いわゆる「フラット林道」を走ったことがあるライダーであれば、無理さえしなければ問題なく走れるはず。路面の凹凸あり、狭くて急なカーブあり、展望ありでプチ冒険体験ができるエキサイティングな道です。お花見ついでに是非、林道散策も楽しんでみてくださいね!