小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ミニアプリで加入できる保険が急増!獣医に聞いた「ペット保険」の選び方

2024.04.21

LINEヤフーのグループ会社であるPayPay保険サービスとZフィナンシャル、PayPayは「PayPayほけん」ミニアプリで簡単に加入できるペット保険「これだけペット」をスタートさせた。ペット保険の市場は拡大している。

新しくペットを迎えようと思った時、たくさんの保険会社の中からどれを選べばよいのだろう。今回は横浜市のひびき動物病院院長岡田響先生に聞いてみた。

最初にズバリ、ペット保険には加入した方が良いのだろうか。岡田先生は「加入したけれどあまり使わなかったという人もいれば、本当に加入していて良かったと言われることもあり、加入するかしないか、どちらが良いかとは、一概に言えません。車でいえばどちらかというと車両保険の感覚に近いかも?」と言う。

「飼い主さんの経済環境や、ペットに対する考え方、ペットの種類やどんな飼育をされるのかといった、いろいろな要因によって、加入するかしないかの選択は、それぞれ異なります。入った方が良いとも悪いとも言えないのです」と教えてくれた。

ペットと暮らす生活を経済面で支える保険

「ペットと暮らす幸せな日々を安心して過ごすために、ペット保険が経済面で心の支えになってくれることもあるでしょう。飼い主さんの心の安心面での効果は大きいと思います。

私自身は特に幼い犬や猫をお迎えする場合には、保険に加入しておいた方が良い場合が多いと考えます。どうしても移動などストレスの多い場面が多くなるので、子犬や子猫は、飼主さんがお迎えした直後に、体調を崩すケースが珍しくないからです。

生後半年くらいまでは、体調を崩すと弱り方も早いので、なるべく早く病院に来てほしいです。そういう時に保険があると、異変があってから(様子見などをせず)あまり引っ張らないで連れてきてくれるような気もします」(岡田先生)。

では実際に保険に入ろうと思った時、どんなポイントがあるのか、岡田先生は1)わが家とうちの子に合った保険を選ぶこと、2)加入前にサービス内容をチェックしておくこと、この2点が重要だと言う。

ポイントその1)
わが家とうちの子に合った保険を選ぶ

岡田先生はわが家に合った保険を選ぶことが大切だとアドバイスしている。そして、最初にペットをお迎えしようと思った時、獣医師や動物看護師、トリマーや訓練士などペットの専門家に相談することを勧めてくれた。

「飼いたい動物の特性を知ることは、健康管理など飼い主さんの為にも良いことです。病気でなくても動物病院に相談することで、利害関係を持つ人とは違う、参考になる話が聞けるかもしれません。

犬種によってなりやすい病気もあります。犬種や猫種で性質も大きく異なります。飼う前に正しい準備をするためにも、また、保険を加入するかどうかの判断をするためにも、お迎え前の相談をお薦めします」(岡田先生)。

ポイントその2)
保険のサービス内容を把握しておく

基本的に保険は、病気になる前に加入しておく必要がある。そして、ペット保険はサービス内容が会社によって異なる。加入前にどれだけ保障してもらえるか、上限はあるのかなど、サービス内容を確認しておくことが大切だと岡田先生は言う。

例えば一か月にいくらまでという上限が設定されている保険の場合、いくら利用したのか、飼い主さんが数字を把握しておく必要がある。

「通院では保険が使えなかったり、手術のみ利用できる保険など、保険のサービス内容はいろいろあるようです。清算手続きも、飼い主さんの手続きがほぼいらないものや、飼い主さんが保険会社に書類を記入して請求する契約や、電子で請求をする契約など、いろいろです。どんなケースでどれだけ保障されるのかをあらかじめ必ず把握しておきましょう。

それと、ほとんどの保険は予防行為に使えません。ワクチン接種、フィラリア予防、歯石取りなどは使えないことが多いので、注意しておきましょう」(岡田先生)。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。