タイパを高めたいのに効率化できていない家事1位は「衣類の収納や整理」
家事の実態について調査したところ、平日1日あたりの家事時間(育児を除く)は平均「1時間以上2時間未満」の回答者が最多となった。
そのような状況下で、約9割の人が家事においてタイパを高めたいと思うと回答し、タイパへの関心が非常に高まっていることが伺える。
一方、クローゼットや衣類の管理においてはタイパを追求できていない実態が明らかに。タイパを高めたいが全く効率化できていない家事があるかどうかを聞いたところ、1位は「衣類の収納や整理」(28.3%)、2位は「料理」(27.3%)でほぼ並んでいた。
また、特筆すべき項目が「クローゼットの掃除」で、タイパを高めたいが全く効率化できていないと答えた人(20.0%)は、すでにタイパを意識して効率化していると答えた人(5.4%)の約3.7倍に上り、全家事の中で理想と実態のギャップが最も大きいことが判明。
「衣類の収納や整理」および「クローゼットの掃除」について、全く効率化できていない理由を聞いたところ、「家事の中で優先順位が低く、後回しになってしまう」が最も多く、平日の家事時間が限られる人たちにとって、クローゼットにまで手が回っていない実情が伺えた。
また、続いて「タイパを高める方法が分からない」が多く挙がり、タイパを求めるものの情報が不足している・浸透されていないことも、クローゼット内の整理や掃除まで行きつかない状況に繋がっていると考えられる。
調査概要
調査内容:理想のクローゼットとタイパ意識に関する調査
調査期間:2024年3月7日~3月9日
調査対象:クローゼットの管理を含む家事を普段から行っている20~59歳までの既婚男女579人
調査方法:インターネット調査(自社調査)
※タイパとはタイムパフォーマンスの略。かけた時間に対して得られる効果や満足度を意味し、「時間対効果」とも言い換えられる。
※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならないものもある。
関連情報
https://mushuda.st-c.co.jp/
構成/Ara