季節は冬から春を通り越し初夏のような陽気となってきている。今年の衣替えでは、春物だけでなく、夏物の服もクローゼットから取り出している人も多いのではないだろうか。
エステーは、衣類用防虫剤「ムシューダ」シリーズの新製品「ムシューダ NOTE クローゼット用」の発売にともない、クローゼットや衣類管理の実態を明らかにするため、クローゼットの管理を含む家事を普段から行っている20~59歳までの既婚男女579人を対象に「理想のクローゼットとタイパ意識に関する調査」を実施した。
理想のクローゼットTOPは「整理されていて、服を取り出しやすいクローゼット」
回答者にとっての理想のクローゼットについて質問したところ、全体としては「整理されていて、服を取り出しやすいクローゼット」 が62.9%と最も多く、次に「汚れ・カビ・虫・菌などがなく清潔なクローゼット」が50.6%と半数以上となり、整理整頓され、衣類を取り出しやすく、清潔なクローゼットが求められていることが伺える。
さらに、「こんなクローゼットがあったらいいな」と思う、夢のようなクローゼットがどんなものかを尋ねたところ、以下のような回答が寄せられた。
・花粉や嫌なにおいのとれるクローゼット(40代女性)
・防臭・防カビ・防虫ができるクローゼット(50代女性)
・入れておくだけで、シワなくきれいになる(30代男性)
・ホコリがたまらないクローゼット(40代女性)
・無限に服が収納できる(30代女性)
・衣替えを自動でしてくれる(30代女性)
・勝手に整理整頓してくれる(30代男性)
・コーディネートを提案してくれるクローゼット(20代女性)
衣類のケアができること、クローゼットとしての清潔感があること、使い勝手がよいことなど様々な観点での声が挙がっていた。
3人に1人が新型コロナウイルス流行後、クローゼットや衣類の清潔意識が高まった
なお、理想のクローゼットとして 「汚れ・カビ・虫・菌などがなく清潔なクローゼット」が上位に挙がっていたが、さらに新型コロナウイルス流行の前後でクローゼットや衣類の清潔意識について「非常に高くなった」(6.9%)「やや高くなった」(27.1%)と3人に1人(34%)がコロナ禍を期に清潔意識が高まったようだ。
クローゼット内の衛生面に関しても約9割が気になると回答し、1位が「湿気」(54.9%)、2位が「ホコリ」(52.2%)、3位が「カビ」(47.2%)、4位が「衣類害虫」(33.9%)と続いた。
年齢別では、20代の回答が「ホコリ」以外の項目において全体を上回り、特に「ダニ」「菌・ウイルス」においては20代の回答が40代・50代を15~20%程大きく上回るなど、20代は衛生面への関心が比較的高いことが分かる。
一方で、理想のクローゼットの状態になっているかどうかを聞いたところ、「あまり理想の状態ではない」(44.0%)「全く理想の状態ではない」(19.2%)と、理想の状態に整えられていない人が63.2%にも上った。
クローゼットの現在の状態について、約2人に1人が「衣類が多く、ぎゅうぎゅうに収納されている」(46.6%)と回答し、多くの人が理想のクローゼットTOPに挙げられた「整理されていて、服を取り出しやすいクローゼット」が実現できていないようだ。
次に「整理されておらず、衣類を取り出しにくい」(35.9%)「衣替えがしづらい」(27.1%)と続き、クローゼット内の衣類の場所をうまく整理することができていない可能性が伺える。