国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(フォーハンドレッド・エフ)は、新生活における支出や家計の実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザーを対象に「新生活の支出に関する調査」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
約8割が新生活のスタートに伴い、支出が増加傾向
「新生活のスタートに伴い、支出は増加します(しました)か?」という質問に対して「はい」75.8%、「いいえ」24.2%という結果になった。
■新生活の支出で最も多い支出は「新生活用品の購入費用」
「支出の内容に関して当てはまるものをお答え下さい」という質問に対し、多かったものから「新生活用品の購入費用(住宅の初期費用(敷金・礼金)・引越し費用を除く、生活用品(家具・家電)の購入費用など)」63.4%、「教育費(入学費除く)」36.0%、「住宅の初期費用(敷金・礼金)・引越し費用」31.4%という回答順になった。
自由回答のなかには、「交通費」、「新しい会社で着る仕事着」といった新生活ならではの声も上がっている。
■住宅の初期費用・引越し費用の平均は30万2941円
新生活の支出内容が「住宅の初期費用(敷金・礼金)・引越し費用」と回答した人に、「支出の金額、もしくは支出予定の金額を教えてください」と聞いた。
その結果、「10万円以上20万円未満」24.1%、「20万円以上30万円未満」18.5%、「10万円未満」14.8%、「30万円以上40万円未満」13.0%、「40万円以上50万円未満」13.0%という回答順となり、平均金額は30万2941円だった。
■約3割が新生活用品の購入費用にかかった金額は「10万以上20万円以下」と回答
新生活の支出内容が「新生活用品の購入費用(住宅の初期費用・引越し費用を除く、生活用品の購入費用など)」と回答した人に、「支出の金額、もしくは支出予定の金額を教えてください」と質問した。
最も多かった回答は「10万円以上20万円以下」29.4%という結果になった。以下、「10万円未満」18.4%、「20万円以上30万円未満」18.4%、「40万円以上50万円未満」10.1%と続いた。
さらに、回答した人に「最も高い購入品は?」と聞いたところ、「冷蔵庫」「洗濯機」など、新生活の必需品である家電用品が多く上がった。