イマドキの若者は「電話嫌い」だとよく言われる。果たして、本当にそうなのだろうか?
パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb」の開発運用を行うフォーイットはこのほど、全国の20代~60代までの男女500人を対象に「電話への抵抗感」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。
53.2%が「電話に抵抗がある」と回答
全国の20代~60代の男女を対象に「電話に抵抗はありますか?」というアンケートを実施したところ、「抵抗がある」が53.2%、「抵抗はない」が46.8%という結果になった。
その内訳を見ると、「抵抗がある」と回答した人のうち、「かけることに抵抗がある」が41.2%、「取ることに抵抗がある」が33.2%となった。
年代別で見ると、電話に抵抗があると回答した人は20代と30代が最も多く、年代が上がるにつれて少なくなっていることがわかる。デジタルネイティブ世代では、普段からメールやメッセージアプリを使ってやりとりをすることが多いため、電話でのコミュニケーションに慣れておらず、苦手意識を抱えている人が多いのかもしれない。
また、20代では他の年代に比べ、「取ることに抵抗がある」という回答が多くなった。仕事の場面で電話対応をする際は、経験が少ないことで不安を感じたり、その場で回答が求められることに緊張してしまったりしている可能性が伺える。
その一方で、年代が上がると、長年の経験から対応力が上がっていることなどから、電話に抵抗がない方が増えていると考えられる。