DIME MAGAZINE
QRコード決済利用者の中には、ショッピングの際にポイントを貯めたり、利用したりする活動「ポイ活」に精を出している人も少なくない。では、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYとある中で、もっとも、ユーザーの「ポイ活」意識が高いQRコード決済サービスは、いったいどれか？
MMD研究所はこのほど、予備調査では18歳～69歳の男女25,000人、本調査ではQRコード決済利用上位4サービスメイン利用者2,000人※を対象に「2024年3月QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識調査」を実施し、その結果を発表した。
※PayPay（n=500）、楽天ペイ（n=500）、d払い（n=500）、au PAY（n=500）
現在最も活用しているポイント「楽天ポイント」が38.3％でトップ
18歳～69歳の男女25,000人を対象に、現在活用しているポイントについて聞いたところ（複数回答可）、現在活用しているポイントは「楽天ポイント」が59.7％と最も多く、次いで「Tポイント」が46.0％、「Pontaポイント」が41.1％となった。
続いて、ポイント活用者（n=22,250）を対象に、最も活用しているポイントについて聞いたところ、「楽天ポイント」が38.3％と最も多く、次いで「PayPayポイント」が16.0％、「dポイント」が15.7％、「Pontaポイント」が9.9％とQRコード決済上位4サービスのポイントが上位で79.9％を占める結果となった。
QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識
予備調査から抽出したQRコード決済上位4サービスメイン利用者2,000人（各n=500）を対象に、QRコード決済を利用する際のポイント活用への意識について聞いたところ、意識して貯めている（「意識して貯めている」と「やや意識して貯めている」の合算割合）のは「楽天ペイ」が88.8％と最も多く、次いで「d払い」が87.0％、「au PAY」が76.6％、「PayPay」が74.4％となった。
ポイントを活用する際に意識して行動したこと
QRコード決済を利用する際にポイント活用を意識していると回答した1,634人を対象に、利用できるポイントを活用する際に意識して行動したことを聞いたところ（複数回答可）、楽天ペイ（n=444）は、「ポイントでの支払いをする」が39.0％と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が36.0％、「ポイントの2重･3重取りをする」が35.1％となった。
d払い（n=435）は、「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が41.6％と最も多く、次いで「ポイントでの支払いをする」が40.7％、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が39.5％となった。
au PAY（n=383）は、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が43.9％と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が39.9％、「メイン利用しているQRコード決済サービスのポイントが貯まりやすい場所で買い物するようにしている」が38.6％となった。
PayPay（n=372）は、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が37.4％と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が34.4％、「キャンペーン時に利用するようにしている」が32.3％となった。
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