マッチングアプリを使った婚活が一般的になってきたが、アプリを使うとき連絡先交換のタイミングやNGな質問など、男女の間にある価値観の違いですれ違いが起きてしまうことも。
IBJが運営する婚活アプリ「ブライダルネット」は、婚活男女1,852人を対象に「マッチングアプリでのメッセージに関するアンケート調査」を実施。
メッセージで最初に知りたいことや聞かれたくない質問など、婚活男女の価値観の違いに迫ったので、詳細をお伝えしよう。
マッチング後“すぐに連絡先を交換したい”男性、“会ってから連絡先を交換したい”女性
マッチングアプリで連絡先交換する際の理想のタイミングを調査したところ、男性は「アプリ内で交換できるようになってすぐ(35.2%)」「やり取りから2~3日後(18.6%)」がボリュームゾーンとなっていた。
一方で女性は「お会いしてから(37.6%)」「やり取りから1週間程度(21.9%)」がボリュームゾーンとなり、男性よりも連絡先交換を行うタイミングに時間をかけていることが判明。
女性に回答した理由を伺うと、「数往復しかメッセージを送っていないのに電話しようと言われると躊躇する」(30代女性)、「LINE交換を急ぐ人がいるのが悩み」(40代女性)、「LINE交換はお会いしてからにしたいのに、断り文句に悩む」(40代女性)という声が多く挙がった。
一般的にマッチングアプリは男性が有料、女性が無料の場合が多く、期間限定で活動する男性利用者の場合、退会前に連絡先交換をしておけば、マッチングアプリの利用期間が過ぎた後でも女性とやり取りすることができることから、男女で連絡先を交換するタイミングに差が生まれているのかもしれない。
男性は35.1%が「連絡先交換」を先に望んでいるのに対し、女性は39.9%が「初デート」を望んでいる結果となった。
年代別で比較をすると、連絡先交換を先にしたいと回答したのは20代男性が49.2%と最も多く、初デートを先にしたいと回答したのは30代女性が46.6%と最も多い結果に。
マッチングしてから会うまでの期間は男性よりも女性のほうが早いという結果も出ており、実際にこのような声も挙がっている。
・「メッセージがだらだら続いて実際に会う展開にならない」(30代女性)
・「1ヶ月近く毎日メッセージを交換しても会う話にならなくて困った」(30代女性)
男性が思っているよりも早めに初デートに誘ってみるのが良いかもしれない。
趣味について知りたい男性と、仕事について知りたい女性
趣味の話を通して相手の興味関心や人柄を知りたい、婚活しているからこそ相手と結婚観が合っているか早めに知りたいといった点は男女共通の結果であるものの、男性では5位の「仕事」が女性では1位という結果に。
これから生活を一緒にするかもしれない相手だからこそ、生活の基盤となる「仕事」についての考え方やスタイルを知っておきたいという傾向は女性のほうが強いのかもしれない。
「メッセージのやり取りで聞かれたくない質問」として、男性1位は「過去の恋愛」、女性1位は「性的話題」という結果に。男女共に1位~3位まで共通の結果ということから、メッセージの段階では避けたほうが良い話題と言えそうだ。
調査概要
調査方法:オンライン調査
調査対象:ブライダルネット会員1,852人(男性1,235人、女性617人)
調査期間:2024年2月19日(月)~2月25日(日)
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がある。
※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えることも。
※「マッチングアプリ研究室」調べ
出典元
https://www.ibjapan.jp/match-lab/
構成/Ara