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朝の時間帯に仕事が手につかない人が試すべきはコーヒーより40度のシャワー

2024.05.28

「何となく元気が出ない」「仕事がしんどい」、こんな悩みを抱えていませんか?休み明けは特に感じるモヤモヤかもしれません。

実は、元気がない状態は〝科学の力〟で解消できるのだとか!

誰でもすぐ実践できるのに、まだ多くの人が試していないメソッドとは?明治大学教授の堀田秀吾さんによる著書『誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ』から一部を抜粋・編集し、科学的根拠に裏付けされた「元気になる方法」を紹介します。

〈朝一の疲労をやわらげる〉
40度の熱めのシャワーを浴びることで自律神経が整ってくる
——— 千葉大学リーらの研究

朝から元気良くいきたい!

けど、運動なんかしたくない!

そんなわがままな人におすすめする方法が、朝のシャワーです。

千葉大学のリーらの研究ですが、午前中に40度のお湯のシャワーを浴びた実験参加者は、アルファ波という、リラックスしているときなどに出やすい脳波が多くなった、という結果が出ました。与えられた課題を間違える割合も減ったとのことです。

また、朝にシャワーを浴びることで、コーヒーを飲むよりも爽快感を覚えたり、疲労感がやわらぐという調査があります。

「目を覚ます」という効果だけで比較すると、朝風呂よりも朝シャワーのほうが強いという調査結果もあるのです。午前中いつもぼけーっとしてしまい、仕事が手につかない人にはもってこいの方法でしょう。

このシャワーの浴び方にもコツがあります。

40度くらいのやや熱めの温度で、水流をできるだけ強くして、首・肩・背中にかけて3〜5分浴びてください。そうすることで、アクセルとも言うべき交感神経を活発にすることができます。

日々のコンディション低下には自律神経が大きく関わっています。ですから、自律神経を刺激してあげる必要があります。

そして、交感神経は自律神経の中で、目が覚めているときに働く神経です。交感神経を刺激することで、これから活動する自分のコンディションを上げていくことができるのです。

ちなみに、「運動は苦手だけど痩せたい!」という人には冷水シャワーもおすすめです。

脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。白色脂肪細胞は全身のあらゆるところにあり、特に下腹部・お尻・太もも・背中・腕の上部・内臓のまわりなどに多く存在しています。体重がそれほど多くないのに、下腹部やお尻などの太さが気になる人が多いのは、これらの部分に白色脂肪細胞が多いためです。体内に入った余分なカロリーを中性脂肪の形で蓄積する働きがあります。

一方、褐色脂肪細胞の分布場所は、首のまわり・脇の下・肩甲骨のまわり・心臓・腎臓のまわりの5ヶ所です。体内に蓄積された余分なカロリーを熱に変換し、放出させる働きのあるありがたい細胞です。

冷水シャワーを浴びると、褐色脂肪細胞が「身体が冷たくなった!」と判断して、温めるために白色脂肪細胞が溜めこんだカロリーを燃焼させようと指示を出してくれるのです。

目安としては1分くらいでいいのですが、10分から15分間冷水シャワーを浴びると、1時間運動したのと同じレベルの効果があると言います(個人的にはそこまでやるくらいなら運動のほうが楽だとは思いますが……)。

寒い冬などでなければ、朝からサーフィンや水泳なんかをしてみるのも良いかもしれませんね。運動もできるし、冷水も浴びることができます。実際、ハワイなどには朝一でサーフィンをしてから仕事に行くという元気な経営者も多く、そう考えると非常に納得できます。

とはいえ、血圧などに不安がある人は、急激に血圧が上がることで心臓発作を起こす可能性もあるので、必ず医師に相談してから習慣化するようにしてください。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

『誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ』で紹介されているのは、世界の科学論文などで紹介されたエビデンスがあるメソッド。科学で証明されたノウハウは、きっとあなたの生活に役立つはずです。

テンションが下がった時に試したい、とっておきの方法が詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。

誰でもできるのにほとんどの人がやっていない
科学の力で元気になる38のコツ
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/堀田秀吾(アスコム)
明治大学法学部教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。研究者でありながら、学びとエンターテイメントの融合をライフワークにしており、「明治一受けたい授業」にも選出される。また、芸能事務所スカイアイ・プロデュースで顧問を務めるなど、学問と実業の世界をつなぐための活動も続けている。プライベートでは空手、サーフィン、マラソン、近年はヒップホップやロックダンスにも挑戦中と、エネルギッシュな日々を送っている。座右の銘は、「あとでやろうはバカやろう」。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

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