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会社の権力者にイヤな奴が多い科学的な根拠

2024.05.07

「何となく元気が出ない」「仕事がしんどい」、こんな悩みを抱えていませんか?休み明けは特に感じるモヤモヤかもしれません。

実は、元気がない状態は〝科学の力〟で解消できるのだとか!

誰でもすぐ実践できるのに、まだ多くの人が試していないメソッドとは?明治大学教授の堀田秀吾さんによる著書『誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ』から一部を抜粋・編集し、科学的根拠に裏付けされた「元気になる方法」を紹介します。

〈威張ってはいけない!〉
「権力を持っている」という感覚は共感力を鈍らせる
——— ウィルフリッド・ローリエ大学ホグヴィーンらの研究

人を育てるときは減点法で見ないほうが良い、とされています。

これはシンプルなようで非常に難しいことです。

単純に、できない部下がいたらストレスを感じる、ということだけではなく、脳の仕組みも関係しているのです。

昇進した途端に、同期に対して冷たくなったり、部下に厳しく接するようになったりする人、みなさんにも心当たりはないでしょうか?

そういう人を端から見ていると、「イヤなやつだなあ」と感じてしまいそうですが、私たちも出世したら同じことにならないとも限らないのです。

カナダのウィルフリッド・ローリエ大学のホグヴィーンらによると、人は自分が権力を持ったとわかった途端、他者に対する思いやりを失ったり、相手の立場で考えることができなくなったりするという研究結果を発表しています。

自分が何らかの行為をしたとき、そして他人の動作を見たときに活性化する脳の部位があります。「動作共鳴」という脳の働きなのですが、これによって、私たちは他人の行動を理解し、人の立場や気持ちになって考えることができるのです。

ホグヴィーンらの実験では、被験者を、権力を持った場合、普通の場合、ない場合に分けてから、ゴムボールを掴む映像を見せたところ、権力を持った場合の被験者は、動作共鳴を示す脳の働きが鈍ることが観察されました。

人は本来他者に共感することができる生き物ですが、自分の権力を自覚すると、脳の仕組みによって、共感することができなくなってしまうというわけです。相手の気持ちになって考えることができなくなってしまうのです。

それが、偉い人による嫌味やパワハラや尊大な態度の原因といった、部下への思いやりのない態度や行動という形になってあらわれるわけです。

しかしこれに関しては、脳の仕組みならしょうがない、と考えてはいけません。

そのような権力を持った途端に「イヤなやつ」になってしまうと、本人にとってもマイナスが大きいのです。

部下の成長だけではなく、本人にも大きなデメリットがあります。

クリエイティブ・リーダーシップセンターのジェントリーらがカリフォルニア州立大学のゴルナズ・サドリ教授と共同で行った、世界38ヶ国の管理職約6000人を対象に実施した調査によると、リーダーとして見られるためには共感が必要で、リーダーに共感を抱けている部下ほど良い成果を残せるそうです。

現状は、あくまでも脳にそのような働きがあることがわかったというだけなので、この権力の罠を回避する効果的な方法の発見が待たれるところですが、間違いなく言えることは、「少々出世したくらいで調子に乗ってしまうと、部下の信用も失うし、そうなるとさらなる出世を果たす可能性が低くなってしまう」ということでしょう。

キングカズことサッカー選手の三浦知良さんなどを見ても、超一流の人ほど驚くくらいに謙虚だったりします。キングカズは、あの年齢になっても現役でプレーを続けていますが、謙虚に、相手の気持ちを考えて行動する。そんな彼の姿勢が、自身とまわりの元気の源になっている。そんな気がしてなりません。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

『誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ』で紹介されているのは、世界の科学論文などで紹介されたエビデンスがあるメソッド。科学で証明されたノウハウは、きっとあなたの生活に役立つはずです。

テンションが下がった時に試したい、とっておきの方法が詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。

誰でもできるのにほとんどの人がやっていない
科学の力で元気になる38のコツ
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/堀田秀吾(アスコム)
明治大学法学部教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。研究者でありながら、学びとエンターテイメントの融合をライフワークにしており、「明治一受けたい授業」にも選出される。また、芸能事務所スカイアイ・プロデュースで顧問を務めるなど、学問と実業の世界をつなぐための活動も続けている。プライベートでは空手、サーフィン、マラソン、近年はヒップホップやロックダンスにも挑戦中と、エネルギッシュな日々を送っている。座右の銘は、「あとでやろうはバカやろう」。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

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