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睡眠不足の人ほど太る本当の理由

2024.05.31

「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。

勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!

彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介します。

「不眠太り」に陥らないために知っておきたいこと

睡眠が大切ということは、多くの人が知るところとなりましたが、睡眠には、心と体の回復を行う大事な働きがあります。

睡眠をしっかりとると、「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンが活発に分泌されます。

このメラトニンは単なるホルモンとしてでなく、酸化ストレスから細胞を保護したり、免疫を調整したり、さらには抗がん作用を持つ物質として、近年注目が高まっています。

一方、睡眠不足は肥満を招くとも考えられています。

睡眠時間が短いと、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が低下し、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増加するからです。

良質な睡眠をとると、疲れやストレスが解消されるので、朝の目覚めがスッキリ。

すると自律神経やホルモンバランスも安定し、心と体の調子が上向きになります。

また、睡眠の質がよくなると成長ホルモンの分泌が高まるので、筋肉の成長が促され、代謝アップにもつながります。

成長ホルモンには肌の細胞を活性化させる働きもあるので、美容にも嬉しい効果が期待できます。

理想としては毎日7時間の睡眠を確保したいところですが、難しい場合も多いでしょう。

そこでせめて、睡眠の質の改善を目指しましょう。

ここからは、日常の中で取り入れやすい、睡眠の質を上げるためのヒントをご紹介していきます。

(1) 生活リズムを整える

まずは規則正しい生活を心がけたいもの。毎日できるだけ同じ時間に寝る&起きることを繰り返すだけでも、睡眠の質が向上します。

(2) 寝る前はスマートフォンやタブレット端末を遠ざける

スマホなどから発するブルーライトは、前述した睡眠ホルモン・メラトニンの働きを抑制します。

寝つきが悪くなったり、夜中に目覚めてしまう可能性も高まるので、就寝2時間前には手放すようにしましょう。

(3) 寝る2〜3時間前の入浴

入浴は体温を一時的に上げることで、寝つきをよくし、深い睡眠を得る効果があります。

ぬるめのお湯に10〜30分ほど浸かるのがおすすめです。

前述したようにお湯が熱すぎると交感神経を活発にしてしまい、逆に入眠を妨げるので注意しましょう。

(4) 朝、太陽の光を浴びる

朝起きてすぐ太陽の光を浴びると、体内時計のズレがリセットできます。

また光を浴びて約15時間後から、血中のメラトニン量が増えて眠気を誘う働きをするので、就寝時間のスムーズな入眠につながります。

(5) 寝る直前の食事は控える

寝る前に食事を摂ると、消化活動によって睡眠が妨げられますので控えましょう。

またカフェイン摂取や喫煙には覚醒作用があり、お酒も飲むと眠りが浅くなるので同じく控えたいものです。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。

「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。

「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。

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