「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。
勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!
彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介。今回はダイエットにとっても大敵である「ストレスのマネジメント方法」を紹介します。
ストレスをマネジメントするために大切なこととは
冷え性は女性特有のものと思われがちですが、実は男性にも冷え性に悩む人が増えています。
気をつけて温かくしているのに手足だけが冷たい、という症状は、自律神経の乱れによるものと考えられます。
ストレスを受けるなどして体が緊張状態になると、交感神経が高まってアドレナリンが出ます。
しかしこの緊張が長く続くと、アドレナリンが出すぎてしまい、手足だけが冷えて興奮している状態に。
このとき一過性に体温は上がりますが、決して代謝がよくなるわけではなく、自律神経にも悪影響を及ぼします。
このような自律神経の乱れが原因の手足の冷えには、物理的に温めるのもいいですが、ストレスマネージメントが何よりも効果的です。
ただでさえ交感神経が優位になりがちな日常生活の中で、意識して副交感神経を優位にする時間を作ることはとても大切です。
副交感神経を優位にするには、血管を拡張させることがポイント。
コーヒーや栄養ドリンクに含まれるカフェインは血管を収縮させるので、ティータイムにはリラックス効果のあるハーブティーを選びましょう。
またぬるめのお湯に浸かっての半身浴や炭酸浴、軽いストレッチを行うのも、リラックス&血行が促進されるおすすめの方法です。
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いかがだったでしょうか?
きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。
「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。
「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
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著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。