「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。
勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!
彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介します。
代謝を上げてやせ体質に!齋藤流ラクやせ体操
運動することは、代謝を上げるためにも、非常に重要です。
しかし、激しい運動を続けるのは難しい。
そこでここでは、すき間時間で簡単にできるものをご紹介していきます。
ポイントにしたのは、褐色脂肪細胞。脂肪細胞と聞くと、なんだか悪のような印象を受けますが、これはエネルギーを消費してくれる脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞を刺激して、活性化させ、脂肪を燃焼させることで基礎代謝量が高まるため、ダイエット効果が期待できるのです。
そして、その褐色脂肪細胞が多く存在しているのが、肩甲骨周り。
下記で紹介する「パタパタストレッチ」は、その肩甲骨周りを動かして、褐色脂肪細胞を刺激することを期待したストレッチです。
もう1つが「深呼吸スクワット」。
筋肉の量が基礎代謝量と大きくかかわるといいましたが、スクワットで鍛えられる筋肉・大腿四頭筋は、人体で最も体積の大きい筋肉といわれています。
大きな筋肉を鍛えることのできるスクワットは、非常に効果的なやせトレーニングです。
さらに、ダイエットの最大の敵ともいわれるストレス解消効果を狙って、スクワットに深呼吸を付け加えました。
この2つの運動、空いている時間にいつやってもいいのですが、MCTオイル入りの食事を食べて3時間以内に行うとパフォーマンスも上がって効果的です。
☆ ☆ ☆
いかがだったでしょうか?
きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。
「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。
「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
【Amazonで購入する】
【楽天ブックスで購入する】
著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。