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体温が1℃下がると「毎日食パンを1枚多く食べ続けている状態」と同じってどういうこと?

2024.05.15

「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。

勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!

彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介します。

脂肪を燃料にして体を温め、冷え性を遠ざける

運動不足による基礎代謝の低下、ストレスによる血流の悪化。

原因はさまざまなものがありますが、最近、冷え性の人が増えているのではないかという専門家の意見をよく聞きます。

実際、私のクリニックにも、冷えからくる肌荒れに悩んでいる人が増えたようにも感じていますし、アンケート調査で女性の約8割は冷え性だという結果を目にしたこともあります。

冷えは、頭痛、肩こり、肌荒れ、便秘などを引き起こしますし、免疫力の低下にもつながり、病気になりやすい体になるともいわれています。

また、体温が1℃下がると基礎代謝が13%下がるといわれています。

たった13%と思われるかもしれません。

ですが、成人女性の1日の基礎代謝量が大よそ1000〜1200kcalといわれる中で、それが13%下がるということは、130〜156kcal消費できないという計算になります。

これは、食パンほぼ1枚分です。

つまり、体温が1℃下がると、それまでより毎日食パンを1枚多く食べ続けている状態だといえるわけです。

これだとなかなかやせられないですよね。

では、冷え性を治すためには、どうすればいいか。

腹巻きをする、カイロをお腹などに貼る、靴下を温かいものに変える。温かいお風呂に入る。

確かに体を冷やさないという面では、大切かもしれませんが、あくまで対処療法にしかすぎません。

根本的に冷え性の原因が解消されて、体温が高くなっているかといえば、そうではありません。

では根本的に解消するためには、どうすればいいか。

1つは、エネルギーをたくさん生み出す体にすることです。

ミトコンドリアの働きなどでエネルギーが生み出されるときには、熱が生まれます。

その生み出された熱が、血液にのって運ばれて、体は温かくなるのです。

つまり、ミトコンドリアが元気に活動するようになることは、体を中から温める暖房器具を設置するのと同じことです。

また、もう1つの方法は、やせることです。

太っている人は、その見た目から体温が高そうで冷え知らずの印象を持っている人も少なくないでしょう。

しかし、脂肪は筋肉とは違い、熱を作り出せず、温まりやすく冷めやすいという特徴を持っています。

そのため、熱が十分に生まれていない状況では、冷えた冷却パックをお腹につけているのと同じような状態になってしまい、冷え性を助長する危険性をはらんでいます。

たとえ、手足が冷たいなどの感知しやすい症状がなかったとしても、体の奥が冷えているという「かくれ冷え性」のような状態になっていることもあるようです。

しかしながら、冷え性は、エネルギーを生み出す体になって、脂肪を減らすことができれば解消できることがあります。

まさにその両方をかなえる「齋藤式満腹やせメソッド」は、冷え性対策にもうってつけの方法なのです。

実際に、メソッドを試していただいた方も、「食後、しばらくは体がポカポカする」、「汗が出なかったのに、歩くだけで汗ばむようになった」など、冷えが改善された声が多く聞かれました。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。

「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。

「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。

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