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ダイエット中の人が選ぶべき「お酒」と「おつまみ」

2024.05.11

「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。

勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!

彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介します。

ダイエット中はアルコールを控えないとダメ?

お酒を飲んだあとの翌日、なんだか体が疲れている。

そんな経験ないでしょうか。

騒ぎすぎたから?

気を使って飲んだから?

もしかしたらそういうこともあるかもしれませんが、1つの原因として考えられるのが、アルコールが体内で分解されることで発生するアセトアルデヒドという物質によって、ミトコンドリアの活動が弱まり、エネルギー不足になったということです。

「やっぱりダイエット中はアルコールを控えないとダメですよね……?」

そんなご相談を受けることが、多々あります。

確かにお酒に含まれるアルコールはエネルギー源の1つ。加えて原材料に糖質が多く含まれているビールや日本酒、甘いカクテルなどの飲みすぎは、内臓脂肪の増加につながらないとはいえません。

またご存知の通り、肝障害や膵炎、糖尿病、精神の病にもお酒は非常に関与しやすいもの。

絶対にダメ! とは言いませんが、飲酒量はもちろんのこと、お酒の種類やおつまみも、極力糖質を含まないものを選んでください。

種類を選んで、適度に楽しく、がおすすめです。

おすすめのお酒は、赤ワイン。健康によいとされるポリフェノールが豊富で、抗酸化物質も含まれているため、ワイグラス2杯程度ならばおいしくいただいてOKです。

また、ジンやウイスキーなどの蒸留酒タイプも、そのままなら糖質ゼロ。とはいえアルコール分も多いので、水割りにして2杯程度に抑えると理想的でしょう。

おつまみも、アルコール代謝機能を高めるナイアシンがたっぷりの、ドライフルーツやナッツなどをチョイスしてください。

ヘルシーに、マイペースな宴が楽しめれば、ストレスをためすぎずに、内臓脂肪を減らす一助になってくれるでしょう。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。

「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。

「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。

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